シュツットガルトDFチェイス・アンリが公式戦初先発へ 指揮官が明言「我々には彼のヘディングの強さが必要」

シュツットガルトのチェイス・アンリ photo/Getty Images

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先週末にブンデスリーガ初出場

シュツットガルトは、日本時間28日午前3時45分からドイツの国内カップ戦DFBポカール1回戦でブンデスリーガ2部所属のミュンスターと対戦する。シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督は、定例記者会見の場で同クラブのチェイス・アンリがこの試合に先発出場することを明言した。

オフシーズン中に伊藤洋輝、ヴァルデマール・アントンがそれぞれバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントに移籍し、さらに彼らの代わりとなるべき選手達も怪我によって相次いで戦線を離脱していることから、現在のシュツットガルトはセンターバックのやり繰りに苦心している。

こうしたチーム事情から、2022年4月に入団して以降昨季までセカンドチームが主戦場で、先週末に行われたフライブルクとのブンデスリーガ開幕戦で65分から途中出場してブンデスリーガデビューを飾ったばかりのチェイスにもチャンスが回ってきたようだ。
ヘーネス監督は、記者会見の場でチェイスについて以下のように語っている。

「アンリはミュンスターとの試合に出場する。我々には彼のヘディングの強さが必要だ。ミュンスター戦ではロングボールがたくさん来ることが予想されるが、アンリはそれに対抗するための強さとクオリティを持っている」(ドイツ誌『Kicker』より)

「彼はセカンドチームで過ごした時期に大きな成長を遂げた。当初は試合のテンポの速さに苦労していたが、今ではしっかりとしたレベルに達している。彼の核心となる能力は守備で発揮される。ヘディングとデュエルに強い選手だ」

チェイスは、2004年3月生まれで現在20歳。神奈川県横須賀市出身で、福島県の尚志高等学校を卒業した後の2022年4月からシュツットガルトに3年契約で入団。昨季まではセカンドチームでプレイしていたが、今年7月にトップチームへの昇格が発表された。

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