ナポリへの移籍迫るマクトミネイ マンUレジェンド、ファーディナンドは生え抜きの移籍を容認したクラブを批判 「どうしても納得できない」「クラブのDNAを知っている」

マクトミネイはナポリへ photo/Getty Images

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昨季は10ゴール

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏はナポリへの加入が迫るスコット・マクトミネイの移籍を容認したクラブを批判した。

5歳からユナイテッドのアカデミーに所属する生え抜きであるマクトミネイは昨シーズン、公式戦43試合に出場し、10ゴール3アシストを記録した。絶対的なスタメンという立ち位置ではなかったが、苦しいチーム状況のなか、得点を量産した。

しかし、今シーズンはここまで公式戦3試合に出場するもスタメン出場はなく、プレイ時間も49分に留まっている。PSGのマヌエル・ウガルテの獲得を今夏狙っているユナイテッドはマクトミネイの売却を目指しており、これまで多くのクラブが獲得に動いていたが、セリエAの強豪ナポリへの移籍が秒読みだと考えられている。
ユナイテッド一筋の生え抜きを売却する決定をした古巣に対して、ファーディナンドは自身のYouTubeチャンネル『Vibe with FIVE』にて強く批判したという。英『Football 365』が報じている。

「スコット・マクトミネイを見れば、すべての選手がスター、傑出した選手になれるわけではないことがわかる。しかし、リーグ優勝するには、ジョン・オシェイ、ウェズ・ブラウン、ダレン・フレッチャーのような選手が必要だ…マンチェスター・シティには、ジュリアン・アルバレスのような選手が必要だ。彼らは毎試合先発出場するわけではないが、大きな存在だった。彼らは必要な選手であり、彼らのほとんどはクラブのDNAを知っている。特にアカデミー出身の選手はそうだ。そのことについては、多くのことが語られるべきだ」

「私はどうしても納得できない。彼の代わりを探すには3000万ポンドか4000万ポンドを費やし、週に15万ポンドを彼に支払わなければならないだろう。安くはないだろうし、ギャンブルでもある。何が得られるか分からない。一方、マクトミネイなら何が得られるか分かっている。彼はいつも10点満点中9点ではないかもしれないが、常に7点の堅実な選手であり、時には8点でゴールを決めることもある」

毎試合出場して活躍するスター選手ではないかもしれないが、チームのために働くことができ、かつ生え抜きであるマクトミネイはクラブのDNAを知る貴重な存在だとファーディナンドは考えており、移籍には反対している。

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