アーセナルGKラムズデールのサウサンプトン移籍が決定的に 移籍金2500万ポンドで決着

サウサンプトン行きが濃厚となったラムズデール photo/Getty images

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アーセナルでは不遇のラムズデール

アーセナルで控えに甘んじるイングランド代表GKは今夏クラブを離れる決断を下したようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナル所属のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールはサウサンプトンへの移籍が決定したという。

現在26歳のラムズデールはシェフィールド・ユナイテッドU-18出身の選手。これまでにボーンマスやシェフィールド・ユナイテッド、チェスターフィールド、AFCウィンブルドンといった英国クラブを渡り歩いて来た同選手は2021年夏にアーセナルへ完全移籍。当時のアーセナルには現在フラムで活躍する元ドイツ代表GKベルント・レノが在籍していたが見事にスタメンを奪い、守護神に定着。22-23シーズンにはクラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献するなど、充実のシーズンを送っていた。
しかし、翌年にブレントフォードからレンタル移籍でスペイン代表GKダビド・ラジャが加入すると正GKの座を奪われることに。迎えた23-24シーズンはプレミアリーグの出場が僅か6試合と激減し、バックアッパーに徹する形となっていた。

そんなラムズデールだが、今夏クラブを離れる模様。同氏によると、サウサンプトンは2400万ポンドから2500万ポンド+アドオンの移籍金でアーセナルと合意に至ったとのこと。既に契約は成立しており、残すは正式発表を待つのみとなっているという。なお、ラムズデールが退団するアーセナルは現在、同選手の後釜としてエスパニョールに所属するGKジョアン・ガルシアの獲得に向けて動いているようだ。

アーセナルでは不遇のラムズデールだったが、EURO2024のイングランド代表に選出されるなどその実力は確か。昇格組のサウサンプトンにとってはこれ以上にない補強といえるが、果たしてチームの残留に貢献することはできるのだろうか。

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