2022-23シーズンから“11回”しかドリブル突破を許していない 対人戦に強すぎるアーセナルの番人・サリバの凄さ

アーセナルでプレイするサリバ photo/Getty Images

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6000分もプレイしての数字

プレミアリーグ第2節では強敵アストン・ヴィラを2-0で撃破し、開幕連勝スタートを決めたアーセナル。開幕節ではウォルバーハンプトンも同様に2-0のスコアで撃破していたため、2戦連続クリーンシートのスタートだ。

今季も健在なのがDFウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスのセンターバックコンビだ。今ではすっかりチームの看板コンビとなり、このコンビだけは外せない。

中でも英『sky Sports』がプレミア最高峰のDFとして絶賛するのがサリバだ。アストン・ヴィラ戦ではチーム1位となる104回のボールタッチ、1位となる88本のパス本数、1位となる98.9%のパス成功率、1位となる4回のタックル成功数、1位となる8回のデュエル勝利数を記録するなど、スタッツは圧巻だ。
とにかく対人戦に強く、同メディアのデータでは2022-23シーズン以降のプレミアリーグにて、サリバは11回しかドリブル突破を許していない。6016分間プレイしての数字となっているため、これはかなり強烈な数字だ。

同じく対人戦に強いとされるリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクでも、同期間では14回の突破を許している。今のサリバを1対1で完全に抜き去るのは困難で、相棒のマガリャンイスとのコンビネーションも抜群ときている。今のアーセナルから得点を奪うのは簡単ではない。

この守備の安定感こそアーセナルがリーグ制覇を狙える最大の理由であり、王者マンチェスター・シティに喰らいつくには守備の安定が欠かせない。プレミアのタイトルさえ獲得できれば、サリバは名実ともに現プレミア最高のセンターバックとの評価を手にすることになるのではないだろうか。

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