冨安は怪我でメンバー外。三笘との日本人対決は実現せず アーセナルが先制もライス退場。ブライトンは10人の相手を崩し切れずドロー

アーセナル戦では切れ味抜群のドリブルで攻撃を活性化させていた三笘 photo/Getty Images

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早くも勝ち点を失ってしまったアーセナル

プレミアリーグ第3節の注目カード、アーセナル対ブライトンの一戦が行われ、1対1のドロー決着となった。

アーセナルの冨安健洋は負傷でメンバー外となっており、ブライトンの三笘薫は左サイドハーフで先発を果たした。

キックオフ直後にゲームの主導権を握ったのはアーセナルだ。右サイドの敵陣深い位置へ積極的にロングボールを供給し、ブカヨ・サカ対ジャック・ヒンシェルウッドの対面を作り続ける。サカは優位を取れており、右サイドから何度もペナルティエリア内へ侵入していた。
そんなアーセナルが38分先制に成功する。ブライトン陣地にロングボールを放り込み、セカンドボールに素早く反応したサカがディフェンスラインの裏へスルーパスを出す。カイ・ハフェルツが反応して抜け出しに成功し、GKバルト・フェルブルッヘンと一対一に。冷静にループシュートを沈め、ホームチームがリードを得た。

アーセナルは追加点を挙げ、ブライトンを引き離したいところだが、後半早々にデクラン・ライスが2枚目のイエローカードを提示されて退場。アーセナルは10人で後半を戦う苦しい展開になってしまう。

そこからは11人のブライトンが10人のアーセナルを押し込む。左サイドの三笘は対面するベン・ホワイト相手に積極的な仕掛けを見せ、得意のドリブルから相手ゴールを脅かす。

58分、ブライトンが同点に追い付く。最終ラインのルイス・ダンクが正確なスルーパスを前線に送り込みチャンス到来。ヤンクバ・ミンテのシュートはアーセナルの守護神ダビド・ラヤに防がれるも、こぼれ球に反応したジョアン・ペドロが押し込み、アウェイチームが試合を振り出しに戻す。

その後はアーセナルがカウンターから、ブライトンが押し込んだ展開から決定機を迎えるも互いの守護神が得点を許さず、開幕から2連勝同士の注目カードは1-1の痛み分けに終わった。

アーセナル 1-1 ブライトン
【アーセナル】
38分 カイ・ハフェルツ
【ブライトン】
58分 ジョアン・ペドロ

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