ロンドン・ダービーは1-1のドロー 鎌田はプレミア3試合連続出場し88分までプレイ。クリスタル・パレスは・エゼのコントロールショットで今季初の勝ち点獲得

チェルシー戦に先発した鎌田 photo/Getty Images

続きを見る

鎌田はプレミア3試合連続での出場に

プレミアリーグ第3節で行われたチェルシー対クリスタル・パレスのロンドン・ダービーは互いに得点を挙げ、1-1のドロー決着となった。

日本代表の鎌田大地は開幕戦から3試合連続での先発に。新加入のエディ・エンケティアとマクサンス・ラクロワは選手登録が間に合わず、ベンチ外となっている。

ゲームの主導権を握ったのはホームチームのチェルシー。相手を押し込み、両サイドバックの積極的なオーバーラップから守備を崩しにかかる。
すると、26分にチェルシーが先制点をゲット。カウンターを受けパレスが前がかりになったところをノ二・マドゥエケのドリブルで一気にひっくり返し、最後はコール・パルマーのクロスにニコラス・ジャクソンが合わせてゴールネットを揺らした。

前半はチェルシーのカウンターの鋭さが目立っており、シンプルな個の能力の高さで試合を優位に進めていた。

後半はスタートからチェルシーがパレスを攻めたてる。パルマーのフリーキック、コーナーキックからレヴィ・コルウィルがヘディングシュートを放つも、守護神ディーン・ヘンダーソンが素晴らしいセーブでゴールを割らせない。

得点の匂いがしないパレスだが、53分に同点ゴールが生まれる。フリーキックの流れから相手のディフェンスラインを下げさせ、ペナルティエリア手前のスペースからエゼがコントロールショット。ゴール右隅に吸い込まれ、スコアは1-1の同点に。

エゼに続いて鎌田も魅せる。67分に鎌田のスルーパスからダニエル・ムニョスが右サイドの深い位置を取り、ゴール前にクロスを供給。エゼが決定機を迎えるも、マロ・ギュストの体を張った守備に防がれてしまう。

終盤にはミハイロ・ムドリク、クリストファー・エンクンクとチェルシーが自慢のタレントを送り込むも、この日当たっているヘンダーソンから得点を奪えず、ロンドン・ダービーは1-1のドロー決着となった。

鎌田は88分にジェフ・シュラップとの交代でベンチに下がっている。自ら右サイドに展開し、フィニッシュまで持ち込んだ77分のプレイが今日のハイライトだろう。得点こそなかったが、攻撃を活性化させており、次節での先発も期待できそうだ。

チェルシー 1-1 クリスタル・パレス
【チェルシー】
26分 ニコラス・ジャクソン
【クリスタル・パレス】
53分 エベレチ・エゼ

お詫びと訂正
記事中に誤りがございました。鎌田選手はここまでプレミアリーグ3試合連続での先発としていましたが、正しくは3試合連続での出場です。ここにお詫びし訂正させていただきます。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.297 欧州サムライ勢力分布

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ