公式戦2試合連続で先発フル出場のシュツットガルトDFチェイス・アンリ マインツ戦でのパフォーマンスを地元紙高評価

守備で奮闘するチェイス・アンリ(右) photo/Getty Images

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対人の強さで存在感

8月31日(現地時間)、シュツットガルトはブンデスリーガ第2節でマインツと対戦し、3-3で引き分けた。シュツットガルトのチェイス・アンリはこの試合に先発し、フル出場した。

27日に行われたミュンスターとのDFBポカール1回戦に続いて公式戦2試合連続でスターティングメンバーに名を連ねたチェイスは、この日も右センターバックのポジションで序盤から体を張った守備でチームに貢献。2-1とリードしていた62分にビルドアップの場面で縦パスをカットされ、そこから同点ゴールに繋がるカウンター攻撃の原因を作ってしまうという手痛いミスはあったものの、持ち前の対人の強さを活かして相手の攻撃の芽を再三摘み、存在感を放った。

試合後、シュツットガルトの地元紙『STUTTGARTER ZEITUNG』はマインツ戦でのシュツットガルトの各選手のパフォーマンスを6段階評価(1が最高、6が最低)で採点した記事を掲載した。同紙はチェイスには評価点2.5という高評価を下すとともに、以下のような寸評も加えている。
「神経質という言葉は、この20歳の若者とは明らかに無縁のようだ。シュツットガルトのホームゲームで初めての先発となったこの試合で、チェイスは序盤からベテラン選手のようなプレイを見せた。しかし、試合が進むにつれて少しパフォーマンスが低下し、相手の同点ゴールの際には決定的なパスミスをしてしまった」

昨季のブンデスリーガでは、無敗優勝を達成したレヴァークーゼンに次ぐ2位でフィニッシュして話題となったシュツットガルトだが、今季は開幕から2試合連続未勝利。2試合で計6失点と守備に安定感を欠いているのがその原因であることは明らかだ。
ダン・アクセル・ザガドゥやアントニー・ルオーといったレギュラークラスのセンターバックが相次いで怪我による戦線離脱を強いられていることが守備の弱体化に繋がっているという指摘も現地メディアではなされていて、彼らの代役としてチャンスが回って来たチェイスとしては、今後数週間でのさらなるアピールが定位置確保に向けて重要になってくるだろう。

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