テン・ハーグの首が早くも危ない? キーン氏ら懸念「間違いなくプレッシャーが高まっている」

ユナイテッドのテン・ハーグ監督 Photo/Getty Images

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早くも2敗目は痛い

プレミアリーグ第3節で、リヴァプールに0-3と敗れたマンチェスター・ユナイテッド。ブライトン戦に続いての敗戦となり、これで早くも2敗となってしまった。

まだシーズン序盤も序盤だが、ユナイテッドOBたちも心配し始めているようだ。ロイ・キーン氏は英『sky sports』で、リヴァプール戦のパフォーマンスを「本当にショッキングだ」と振り返っている。

「少し飾り立てて言うこともできるが、ユナイテッドはショッキングだった。本当にショッキングだった」
「リヴァプールが前進するたびに得点しそうに思えた。監督のことが心配になる。ここで監督が職を失うだろうとは言わないが、プレッシャーは間違いなく高まっている」

また、同じくユナイテッドOBのガリー・ネビル氏もエリック・テン・ハーグ監督の首を心配し始めたようだ。

「エリック・テン・ハーグはクリスマスまでにチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる位置に(チームを)導かねばならない。そうしないと彼は苦境に陥るだろう。彼もそれをわかっている。11月末から12月にかけて、8位にいるわけにはいかない」

「このクラブに来る監督はみな苦労してきた。今日は『また同じことを経験するのか?』という感じがした。しかし、少し落ち着くべき時だと思うね」

ネビル氏とともに解説席に座っていた元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏の意見はもっと辛辣で、「ひどい状況だ。オーナー陣は彼を引き止めたくなかっただろう。もっといい人材がいないかとヨーロッパ中を駆け回っていたが、変更する勇気がなかったんだ。避けられない事態を遅らせているだけだ」と語っている。今夏は積極補強を行い、スタジアムの建て直しなどの大規模な計画も控えているだけに、チームが序盤からつまづいたとなれば監督の首は長くはもたないだろう。

次節はインターナショナルウイーク明けに昇格組のサウサンプトンと対戦することになっており、ここでの立て直しはマストとなってきそうだ。




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