バルセロナに大敗のバジャドリード指揮官がく然 「このような敗北は私のキャリアにはなかった」

大敗を喫したペッツォラーノ監督 Photo/Getty Images

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7失点で大敗

現地時間31日に行われたラ・リーガ第4節でバルセロナとバジャドリードが対戦した。

試合は20分にDFパウ・クバルシのロングフィードから、裏に抜け出したFWハフィーニャが左足でシュートを流こみバルセロナが先制する。続く24分にはFWラミン・ヤマルの浮き球のパスに、裏抜けしたFWロベルト・レヴァンドフスキが胸トラップから左足のシュートでネットを揺らし2点目を挙げ、前半終了間際にはDFジュール・クンデが3点目を決め3−0で前半を終える。後半に入ってもバルセロナの攻撃は緩まず、64分、72分にハフィーニャが決めてハットトリックを達成。84分にはMFダニ・オルモの2試合連続となるゴール、1分後にはFWフェラン・トーレスと次々に得点し試合は7−0とバルセロナが大勝した。

バジャドリードの指揮官であるパウロ・ペッツォラーノ監督は試合後のインタビューにて、7失点でバルセロナに敗れたことを謝罪し、自身のキャリアで最も大きな打撃を受けたと語った。
ペッツォラーノ監督は「ファンやクラブがある街に謝罪する。こんな大敗はふさわしくない。彼らは競争していなかった。言い訳はできない。バルセロナは選手たちがラインの間にいて、低いブロックに対する戦い方を知っている。彼らは高いブロックの中でとてもうまくプレイしていた。我々は彼らのベストバージョンを見たが、最悪の一日を過ごした」とバルセロナの攻撃になにも対応できなかったことを語り、「2試合目のベルナベウ(レアル・マドリード戦)では消耗が激しく、3試合目のホームでもライバル(レガネス戦)との消耗の激しい試合をした。その上、長旅や暑さもあって我々は苦しんだ。選手は全力を尽くしてくれたが、もっと良かったかもしれない。私のキャリアでこのような敗北は一度もなかった。前を向かなければならない」と自身の監督としてのキャリアで初めての大敗を喫したことを明かした。

バジャドリードは今シーズンに2部から2シーズンぶりに昇格したチーム。オーナーはかつてレアル・マドリードなどで活躍した元ブラジル代表のロナウド氏であり、昨シーズンは1位で昇格を果たした。



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