福岡戦2ゴールの神戸FW大迫勇也は2季連続で2桁得点を記録 圧巻のクオリティに相手指揮官も脱帽 「トータルで相手の10番にやられた」

2季連続で2桁得点を記録した大迫 photo/Getty images

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チームで今季最初の2桁得点者に

ヴィッセル神戸は連覇に向けて着実に勝ち点を積み重ねている。

1日、サッカーJ1は第29節が開催。連覇を目指す3位のヴィッセル神戸はアウェイで8位のアビスパ福岡と対戦し、2-0で勝利を収めた。

この試合で最も存在感を示していたのはやはり神戸のエース大迫勇也だ。同選手は前半46分、FW武藤嘉紀のパスを受けるとダイレクトでゴール隅に正確なシュートを放ち、得点。すると後半82分には自身が獲得したPKを落ち着いて沈め、この日2点目となるゴールを記録。ゴールだけでなく、試合中のポストプレイでも圧巻のクオリティを見せ、神戸の2-0完封勝利に大きく貢献した。
そんな大迫の活躍ぶりは対戦相手のアビスパ福岡を指揮する長谷部茂利監督も脱帽。試合後の『DAZN』のインタビューでは苦笑いで試合を振り返った。

「崩された場面ももちろんありますが、チームで防いで神戸の攻撃を抑えることはできていました。ただ、後半のPKも含めて今日はトータルで相手の10番にやられたなとそういう思いです」

昨季JリーグMVPの大迫を止めることはできなかったと語る長谷部監督。そんな相手指揮官からも評価される大迫は今節挙げた2得点で今季10ゴールを記録。2季連続での2桁得点となり、これがチームでも今季最初の2桁得点者となった。

進化を続ける大迫勇也擁する神戸はこれで2連勝を飾り、勝ち点は52。首位サンフレッチェ広島、そして2位町田ゼルビアとの勝ち点差は3となり、首位奪還に向けて射程圏内に入っている。

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