グリーンウッドが3試合で5得点! イングランドの問題児はマルセイユで成功を収められるか

新天地で早くも結果を残したグリーンウッド photo/Getty Images

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開幕3試合で噂に違わぬ活躍

メイソン・グリーンウッドはロベルト・デ・ゼルビ新監督とともに今夏のマルセイユの目玉補強として加入した後、リーグ戦開幕3試合で噂に違わぬ活躍を見せている。開幕戦はアウェイのブレスト戦で2ゴール、第2節はスタッド・ランス戦でも1ゴールを挙げ、そして第3節のトゥールーズ戦でも2ゴールと早速チームのエース役を担う活躍を披露した。『Daily Mail』が伝えている。

トゥールーズ戦ではグリーンウッドが16分に先制点を挙げると、その後60秒足らずで追加点を挙げた。この日グリーンウッドが放ったシュートは2本でどちらもゴールと昨季スペインで魅せた得点能力の高さをマルセイユでも遺憾なく発揮している。

3-1で勝利という結果に対して、試合後のインタビューでデ・ゼルビ監督は「このチームのスピードとメンタリティを改善する必要がある。 ゴールを許すべきではなかったし、3-0で勝つべきだった」とチームに更なる成長を求めたが、それでも「前半は2得点といい内容だった」と語り、「1対1の強さ、特にグリーンウッドに頼って試合を決めた」と既にグリーンウッドに対して全幅の信頼を置いているようだ。
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでも、レンタル移籍で加入していたラ・リーガのヘタフェでも実力は折り紙つきだったグリーンウッドに対してマルセイユが抱く不安要素は、もはやこれまでの暴行容疑での逮捕や、笑気ガスを吸引する映像が流出するといったスキャンダルだけだろう。

グリーンウッドがフランスの地で再起を図りたいのであれば危険な存在となるのをピッチ上だけに留める必要があると言える。

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