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変革期のドイツ代表 指揮官はキミッヒを新主将に指名 「合理的な後継者」|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

変革期のドイツ代表 指揮官はキミッヒを新主将に指名 「合理的な後継者」

バイエルンのヨシュア・キミッヒ photo/Getty Images

バイエルンの中心的存在

2日(現地時間)、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が記者会見に臨み、ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)を新たなチームキャプテンにすることを明言した。

自国開催となったEURO2024の終了後、同大会をもって現役引退を発表していた元レアル・マドリードのトニ・クロース氏以外にもトーマス・ミュラーやマヌエル・ノイアー(ともにバイエルン)、さらに主将のイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)も代表引退を表明。2014年のワールドカップブラジル大会での優勝など一時代を築いたベテラン勢が相次いでチームを去り、ドイツ代表は世代交代の過渡期に入っていた。

こうした中、会見で主将について尋ねられたナーゲルスマン監督は、以下のようにコメントし、キミッヒを新主将に指名した。

「主将はチームを代表する存在であり、チームの意見をスタッフに伝える役割もある。そのため我々はチーム内の全ての人間と良い関係を構築している選手を見つけるつもりだ。これまではチームのまとめ役を三人の選手に分担してもらっていて、ヨシュ(キミッヒの愛称)はその中の一人だった。三人のうち二人はもうチームにはいないので、私にとってはヨシュが合理的な後継者ということになる。彼はその仕事を誇りに感じるだろうし、任せるに値する選手であるとも思っている」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

1995年2月生まれで現在29歳のキミッヒは、ライプツィヒでプロデビューした後、2015年1月にバイエルンに加入。パス精度の高さと視野の広さが持ち味で、本職は守備的ミッドフィールダーだがサイドバックやセンターバックでもプレイ経験のある万能型の選手だ。ドイツ代表では2016年5月に行われたスロバキア代表との国際親善試合以来、これまで代表戦91試合に出場している。


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