評価高まるグラフェンベルフ、代表監督クーマンは弱点を指摘 EUROではまったく起用せず

リヴァプールで輝くグラフェンベルフ Photo/Getty Images

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「彼には集中力が欠けていた」

アルネ・スロット新監督のもと、開幕3連勝を飾ったリヴァプール。新体制でどうなるかと思われたが、王者マンチェスター・シティにも引けを取らないパフォーマンスを見せており、順調なスタートを切った。

なかでも評価が高まっているのはオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフだ。アンカーの位置で起用されているが、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦ではパスカットから大胆なボールキャリーを見せ、先制点奪取に貢献。推進力があるところも見せつけた。

しかし、オランダ代表で彼を指導するロナルド・クーマン監督は、グラフェンベルフには欠点があるとみているようだ。ネーションズリーグでのボスニア・ヘルツェゴビナとドイツとの戦いを前に、クーマン監督は同選手の弱点を指摘している。英『Daily Mail』がコメントを伝えた。
「彼には集中力が欠けているとずっと思っていた。これは彼が改善しなければならなかったことであり、今や彼はようやく自分に求められているものを理解したようだ」

この「集中力の欠如」は明らかにクーマン監督がグラフェンベルフを好んで起用してこなかった理由だ。先般のEURO2024では1分もプレイせず、クーマンがオランダを率いるようになってから、グラフェンベルフはわずか86分しかプレイしていない。

新シーズンに好調を見せるグラフェンベルフ。代表でも監督の信頼をつかみ、定位置を確保することができるか、注目が集まる。



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