オシムヘンと契約するチャンスがあった? 今夏9番を獲得しなかったアーセナルがナイジェリア代表FWから手を引いた理由

ガラタサライ加入濃厚となっているオシムヘン photo/Getty Images

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今夏多くの9番獲得の噂が出ていた

この夏、アーセナルはストライカーの獲得に取り組んでいたが、結局9番の補強はなく、リッカルド・カラフィオーリ、ミケル・メリーノ、ラヒーム・スターリング、ネトの4選手が新たにスカッドに加わった。

今夏の市場でアーセナル行きの噂が出たストライカーは、スポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュ、元ブレントフォードのイヴァン・トニー、ライプツィヒのベンジャミン・シェシュコ、ブライトンのエヴァン・ファーガソン、ナポリのヴィクター・オシムヘンあたりだろうか。

オシムヘンは最終的にガラタサライへのローン移籍が決まりそうだが、ナイジェリア代表FWは今夏にナポリからの移籍を希望しており、アーセナルが求めるストライカーであったことは間違いない。ただアーセナルは獲得を決断せず、開幕からの3試合ではカイ・ハフェルツが最前線で起用されている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルは6月にオシムヘンと契約するチャンスがあったという。しかし、最大で1億3000万ユーロ、日本円にして約208億円の移籍金と高額な給与が障壁となり、獲得を断念したという。7月や8月にもオシムヘン獲得の報道が出たが、それはすべてデマだったようだ。

ハフェルツは9番としてここまで素晴らしいプレイを披露しているが、リーグ、CLでの優勝を考えると、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドのようなストライカーはどこかで必要になる。選手本人が残留を決断したため白紙となったが、アーセナルはシェシュコ獲得に乗り気だったようで、今後の移籍市場ではオシムヘンではなく、スロベニア代表FWがストライカーの第1ターゲットになるだろう。


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