グアルディオラがバイエルン時代の愛弟子トーマス・ミュラーを称賛 「最も偉大な選手の一人」

バイエルン時代のグアルディオラ監督(右)とミュラー(左) photo/Getty Images

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バイエルンで師弟関係の間柄

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がバイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーについて言及し、1日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第2節フライブルク戦でクラブの歴代最多出場記録を更新した同選手を称賛した。

グアルディオラ監督はシティで指揮を執る前にバイエルンで2013-14シーズンから3季にわたって監督を務めていて、ミュラーとは師弟関係にある。

ドイツ紙『Bild』の取材に応じた同監督は当時について、「ミュンヘンでの最初の頃、状況は簡単ではなかった。一つ前のシーズンでユップ・ハインケスが三冠という信じられないようなことを達成したが、我々には多くの課題があり、私は新しいアイディアをチームに持ち込もうとしていた。あの時のトーマスは常にポジティブでオープンだった。彼は、我々がバイエルンに土台となるものを築こうとしていることを理解してくれた」と語り、バイエルンで収めた成功にミュラーが大きく貢献していたことを明かした。
また、グアルディオラ監督は「トーマスのことで最も印象的なのは、とても控えめにゴールを喜ぶことだ。最近のサッカー選手はゴールを決めると、一人で走り回って喜ぶ。トーマスはそうではなくて、ゴールを決めると仲間と抱き合うんだ」とミュラーの人柄についても触れ、さらに「彼のような選手は他にいない。バイエルンの歴史上で、そしてサッカー界全体でも最も偉大な選手の一人だ。その理由は彼がこれまで多くのタイトルを獲得してきたからではなく、チームメイトにとって必要な時にいつもそこにいてくれる選手だからだ」とも語り、改めてミュラーの功績を称えた。

ミュラーは、1日のフライブルク戦でバイエルンでの公式戦出場試合数を710とし、ゼップ・マイヤー氏を抜いてクラブの歴代最多出場記録を更新。また、この試合でチームの2点目を記録し、ブンデスリーガ通算150ゴールも達成していた。

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