ベティスがフェキルの惜別メッセージをSNSで発表 彼が振り返った最高の思い出とはやはりあの大会?

FKの名手でもあるフェキル photo/Getty Images

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突然の移籍決定だった

先日UAEのアル・ジャジーラへの移籍が決定したナビル・フェキル。その彼が5年間を過ごしたベティスに別れを告げた。

その別れのメッセージは、クラブ公式SNSで発表された動画内で語られ、攻撃陣を支えた功労者であるフェキルに対する敬意や、彼のクラブに対する愛情が窺える内容となっている。

動画内で彼は「私はベティスに感謝することしかできないし、私はここで常に全てを捧げてきたと言える。誇りを持って去ることになる」と語り、続いて今回の移籍が唐突な出来事だったことを明かした。
「今シーズンはベティスで戦うことを前提にしていた。けれども突然オファーが来て、家族と話し合って移籍が決まった。クラブはいつも私を助けてくれて、とても優遇してくれた」

それからフェキルはベティスが復調するきっかけとなったマヌエル・ペジェグリーニ監督について聞かれると、「彼は私に自信とキャプテンマークを与えてくれた。非常に大きな責任だった」と述べ、そんな恩師の元でコパ・デル・レイを掲げたことを「最高の瞬間だった」と振り返った。

彼が言及した通り、2021-2022シーズンのベティスはフェキルを中心に攻撃陣が躍動し、コパ・デル・レイでは17季ぶりに頂点に立った。ラ・リーガでテクニカルな彼のプレイが見られなくなるのは残念だが、新天地でもそのスキルを見せつけて活躍してもらいたい。

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