補強ターゲット1番手ではなかったかもしれないが…… 田中碧がリーズ初陣で見せた“4分”の輝き「期待するものを見せてくれた」

リーズへ移籍した田中碧 photo/Getty Images

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中盤の創造性を高めるピースに

8月30日にリーズ・ユナイテッド移籍が決まった翌日、MF田中碧はさっそくプレミア・チャンピオンシップ第4節のハル・シティ戦でリーズデビューを果たした。プレイタイムは僅か4分ではあったが、地元メディア『Leeds Live』はこの4分を高く評価している。

「ホームでのハル・シティ戦にて、田中はリーズのサポーターが期待するものを見せてくれた。試合終盤にピッチへ入った田中は、攻撃面において素晴らしい印象を残した。彼の縦へのプレイは、中盤での創造性をさらに高めるだろう。ハル戦でもボールを持って前を向くことを恐れず、相手の守備を崩そうとの意志を示した」

田中の移籍は移籍市場閉幕が迫る中で決まったが、同メディアはリーズの第一候補が田中というわけではなかったと伝えている。当初はもう少し前でプレイする10番タイプの選手を求めていたようで、シェフィールド・ユナイテッド所属のMFグスタヴォ・ハメル、フライブルクMFロランド・サライらも候補に挙がっていたそうだが、最終的にはデュッセルドルフから田中を獲得することになった。
その田中がハル・シティ戦で希望を見せたとなれば、リーズにとっては大きな収穫だろう。チームも開幕4試合で2勝2分と結果が出ているが、田中は1部昇格へのピースとなれるか。

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