シュツットガルトの主力CBが戦列復帰 今月はチェイス・アンリにとって定位置確保の勝負所に

ブンデスリーガ第2節マインツ戦でのチェイス・アンリ(右) photo/Getty Images

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中断前は公式戦3試合連続出場

5日(現地時間)、シュツットガルトはブンデスリーガ2部所属のカイザースラウテルンとテストマッチを行い、4-1で勝利した。この試合にシュツットガルトのチェイス・アンリは先発し、90分に途中交代で退いた。

これまで主に4バックを採用していたシュツットガルトだが、この試合では3バックを試み、チェイスはディフェンスラインの右ハーフバックとして先発。卒のない守備でチームの勝利に貢献した。

このカイザースラウテルン戦について、現地メディアはシュツットガルトのDFダン・アクセル・ザガドゥが3バックの中央、センターバックの位置で先発して33分までプレイしたことを大きく報じている。
1999年6月生まれの現在25歳でパリ・サンジェルマンの下部組織出身のザガドゥは、ボルシア・ドルトムントに5シーズン在籍して公式戦67試合に出場した後の2022年9月にシュツットガルトに入団。身長196㎝の恵まれた体躯を活かした守備でシュツットガルトでもレギュラーとして活躍していたが、今年1月に右膝前十字靭帯を損傷して戦列を離れていた。

ブンデスリーガでは開幕からの2試合で合計6失点と守備の不安定さが目立つシュツットガルトにとって、ザガドゥの復帰は間違いなく朗報だろう。しかし、代表ウィーク前まで公式戦3試合連続出場とチーム内での存在感を高めつつあったチェイスにとっては定位置争いに向けた強力なライバルが戻って来たということになる。

ザガドゥはまだ徐々にプレイ時間を伸ばしてコンディションを上げていこうとしている段階にあるため、今すぐにチェイスのポジションが脅かされるということはなさそうだが、いずれにせよ今後数週間がチェイスにとって定位置確保に向けた大事な時期となってくるだろう。

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