“900ゴール”のうち半分はレアルで? 偉業達成のC・ロナウドがスペインで過ごした圧巻の9年間

レアルで現在の通算ゴール数の半分を記録したC・ロナウド photo/Getty Images

キャリア通算900ゴールを達成

UEFAネーションズリーグ・リーグAグループ1の第1節、クロアチア代表との試合でゴールを決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(39)。このゴールは記念すべきキャリア通算900ゴール目となり、大きな注目を集めている。

偉業を達成したロナウドについて、英『The Athletic』は「クリスティアーノ・ロナウドの通算900ゴールを分析」というタイトルでこれまでの同選手の歴史を振り返っている。その中で得点の内訳が紹介されているが、9シーズンを過ごしたレアル・マドリードでの得点数の異常さがわかる。ロナウドの900ゴールの内訳はこのようになった。

スポルティング:5ゴール
マンチェスター・ユナイテッド:145ゴール
レアル・マドリード:450ゴール
ユヴェントス:101ゴール
アル・ナスル: 68ゴール
ポルトガル代表:131ゴール

なんと900ゴールの半分はレアル・マドリード時代に記録したものであり、レアルでは公式戦438試合で450ゴールという圧巻の数字を残しているのだ。CL3連覇などロナウドの全盛期がレアル時代であったことは周知の事実ではあるが、900ゴールを達成した今、改めて振り返るとその半分を9シーズンで記録したことの凄さを実感することができる。

また同メディアは他にもいくつかのデータを紹介しており、ロナウドは30代で437ゴールを記録しているという。20代の時は440ゴールのようで、ベテランと言われる年齢になってもゴール数を変わらず伸ばし続けている点もロナウドの凄さを象徴するものだ。

ちなみに右足で574ゴール、左足で173ゴール、ヘディングで151ゴール、左肘と右の太ももで1ゴールずつ決めているようだ。また900ゴールのうち、164ゴールがPKによるものであり、605ゴールがPA内で、131ゴールがPAの外から記録しているという。PA外からのゴールのうち、63ゴールがFKによるものとなっているようだ。そして76分から90分の間のゴールが最も多く、この時間帯に211ゴールを記録しているという面白いデータも紹介されている。


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