ハンガリー戦に臨むドイツ ナーゲルスマン監督はクロース、ギュンドアンの代わりにグロス&フュルクルク起用の方針

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督 photo/Getty Images

新チームでの初陣

7日(現地時間)、ドイツ代表はUEFAネーションズリーグのリーグAグループ3第1節でハンガリー代表と対戦する。

この試合は、EURO2024で中心的存在だったマヌエル・ノイアー、トニ・クロース、イルカイ・ギュンドアンらが代表チームを去ってから初めての国際Aマッチであり、指揮官のユリアン・ナーゲルスマン監督が彼らの抜けた穴をどう埋めるのかに注目が集まっている。

ゴールキーパーに関しては、今回の代表メンバーを発表した際にナーゲルスマン監督はマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの先発起用を明言。トニ・クロースの代わりとしては、今夏ブライトンからボルシア・ドルトムントに移籍したパスカル・グロスが有力候補であることを6日の定例記者会見の場で明らかにしている。

「ハンガリー戦ではパスカルが出場することになるだろう。ただし、彼はトニ・クロースのようなプレイをするのではなく、彼自身の仕事をしてほしいと思っている。私はトニ・クロースの代役を必要としていない。パスカルには、自分の強みをチームに持ち込むという課題がある」(ドイツメディア『SPORTBUZZER』より)

また、ギュンドアンの代わりとして2列目にカイ・ハフェルツを置き、同選手がこれまで担ってきたセンターフォワードのポジションにはニクラス・フュルクルクを起用するプランも明かした。

「フュレ(フュルクルクの愛称)もイルカイのようにプレイする必要はない。各選手は自分達の得意とすることをやっていい。誰かの真似をしなくていい。明日の試合ではカイが前のポジションでプレイし、ニクラスがそれよりもさらに前方にいるという布陣になるだろう。ただしポジションは静的なものではない。誰がどのスペースに立っているかは決定的な要素ではないんだ」

一時代を築いたベテラン達が去った新生ドイツ代表は、果たしてどのような戦いぶりを見せるのだろうか。

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