「爆発力がない。無理をしてゴールを……」 イタリア戦でノーゴールのムバッペをフランス代表OBが批判

今夏レアル・マドリードに加入したムバッペ photo/Getty Images

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イタリア戦ではジルーに代わってCFで先発したムバッペ

この夏ようやくレアル・マドリード移籍を実現させたキリアン・ムバッペ。引き止めるパリ・サンジェルマンの手を振り払い白い巨人の一員となった。

そんなムバッペだが、加入後リーグ4試合で2ゴール。悪くない数字だが、加入前の期待値の高さを考えると、少し物足りないか。

それはフランス代表での活躍にもいえる。直近のイタリア戦ではフル出場するも得点はなく、6月から7月にかけて開催されたEURO2024ではグループステージのポーランド戦で決めた1ゴールのみに終わっている。
「彼はもう爆発力がない。無理をしてゴールを決めようとしすぎている。パリ・サンジェルマンやモナコで彼をよく見てきたが、今の彼は変わってしまった。2、3年前に見た時とは間違いなく変わってしまっている」

米『ESPN』では元フランス代表で、現在は解説者などを務めるフランク・ルーブフ氏が、現在のムバッペの状態について語っている。

ルーブフ氏が比較対象とする2、3年前の数字と現在の数字を比べると得点数の変化はなくアシスト数が少し下がったくらいでスタッツでの変化は見られない。ただ、同氏は「爆発力のなさ」を指摘しており、物足りないと考えているようだ。

念願のレアル移籍を果たし、新たな役割を全うしているムバッペ。リーグ、CLともに今季の優勝候補と目されるチームでどのような活躍を披露するのだろうか。

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