CLのチケット価格が高騰。リーグ戦の倍以上に ミラン対リヴァプールのチケットが余っている

ミランのホームスタジアムであるサン・シーロ photo/Getty Images

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CLのチケットはホームクラブが価格を自由に設定できる

今季から新フォーマットが採用されているCLが18日からスタートする。グループステージから多くのビッグマッチが組まれていることが新フォーマットの特徴であり、サン・シーロで行われるミラン対リヴァプールもそのビッグマッチの1つだ。

しかし『sempremilan』によると、ミラン対リヴァプールの一戦まで残り1週間強となった現時点でチケットはそれほど売れているわけではないようだ。同メディアはチケット価格の高騰が原因と分析している。

近年CLのチケット価格は高騰を続けており、多くのサポーターが頭を悩ませている。対戦するクラブのシーズンチケット保持者は割引価格で購入できるようだが、それ以外の人には適用されず、試合を観ることが困難になっている。
サン・シーロの「セコンド・ロッソ」と呼ばれるエリアのチケット価格は1枚139ユーロ、日本円にして約2万2000円となっており、同じくサン・シーロで開催されるセリエAでのヴェネツィア戦では同じエリアのチケットを59ユーロ、日本円して約9300円で購入できるという。リーグ戦のチケットに比べCLはほぼ倍以上となっており、不満の声がでるのも理解できる。

新フォーマットを採用し多くのビッグマッチを組むことで、増収を狙っているUEFAだが、観客が減ることになればそれは本末転倒だ。決勝トーナメントのような重要なゲームであれば多少の値上がりにも目をつむる人はいるかもしれないが、ここまで上がってしまえばグループステージの注目度は逆に下がってしまうかもしれない。

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