アグエロ、デ・ブライネ、ハーランドでもない? K・ウォーカーが“シティ史上最高のチームメイト”に選出したのは《21番の魔術師》

シティのレジェンド、ダビド・シルバ photo/Getty Images

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「ダビドはチームに必要なものを理解していたと思う」

イングランド代表DFカイル・ウォーカーはポッドキャスト『You'll Never Beat Kyle Walker』にて、マンチェスター・シティで一緒にプレイした中での最高のチームメイトとしてダビド・シルバの名前を挙げた。英『Daily Mail』が報じている。

2017年よりシティでプレイするウォーカーはこれまで、セルヒオ・アグエロ、ヴァンサン・コンパニなどレジェンドをはじめ、現在もチームメイトであるケビン・デ・ブライネ、アーリング・ハーランド、フィル・フォーデンなど多くのスター選手らとプレイしてきた。しかし、ウォーカーにとってシルバは特別な存在のようだ。

「いつもシティで一緒にプレイした中で最高の選手は誰かと聞かれるが、それはダビドだ。彼はケビンより優れていると思う。クン(アグエロ)は素晴らしかったと思うが、これはあくまで個人的な意見だ。彼(シルバ)はいろいろなことをやってくれて、たとえ悪いボールを彼にパスしたとしても、彼はそれを良いボールのように見せてくれるんだ」
さらにウォーカーはシルバとレロイ・サネ(現在はバイエルン)とのコンビネーションを称賛した。

「彼は最も足の速い選手ではなかったが、ターンの仕方や体の使い方が上手かった。最初の数年間、彼とレロイ(サネ)はそのサイドでお互いをうまく補い合っていた。彼は、レロイがボールを欲しがっている時、欲しがっていない時、どのようにボールを欲しがっているかを理解していた。そして、ダビドはチームに必要なものを理解していたと思う」

シルバは2010年にシティに加入して以降、公式戦436試合に出場し、77ゴール130アシストを記録。4度のリーグ優勝を経験するなど、クラブを長年支えたレジェンドであり、ウォーカーのこの選出にも納得する人も多いか。

身長170cmほどと小柄なシルバであったが、背番号21から繰り出される魔法のようなパスやターンは見る者を魅了した。ペップ・グアルディオラもライン間でのシルバのプレイに惚れ込んだ1人であり、唯一無二の存在と称賛の言葉を惜しまなかった。人間性も評価され、サポーターからも愛されているシルバだが、ウォーカーにとっても21番は偉大な存在だったようだ。


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