不正疑惑の渦中にいたラポルトがクラブの内情語る シティのSDとCEOは選手たちに「ルールを破っていない」「何も心配はない」と説明

現在はアル・ナスルでプレイするラポルト photo/Getty Images

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有罪となれば降格は避けられないだろう

プレミアリーグ第4節では難敵ブレントフォード相手に逆転勝利を収め、勝ち点3を積み上げた首位のマンチェスター・シティ。第5節では2位アーセナルとの直接対決が予定されており、ここで勝利すれば早くも独走態勢に入るかもしれない。

そんなシティのプレミア5連覇を阻む最大の障壁は、やはり115件の不正疑惑問題だろう。疑惑に対する聴聞会は今月9月からスタートするようで、判決は2025年初頭に出るだろうと報じられている。

もちろん無罪の可能性もあるが、115件という膨大な疑惑の量を考えると、潔白を証明するのは難しいだろう。もし有罪となれば、減点や降格は避けられない。そういった不安定な状態にクラブはいるはずだが、現状では選手たちのパフォーマンスに影響はほとんどないように見える。
「私がシティにいて(不正疑惑の)ニュースが報じられた時、スポーツディレクター(チキ・ベギリスタイン)とCEO(フェラン・ソリアーノ)が来て、選手とスタッフ全員にシティはルールを1つも破っていないから、何も心配はないと言ってくれた」

現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレイするアイメリック・ラポルトが英『Daily mail』で、シティ在籍時に不正疑惑問題のニュースが出た当時の状況について語っている。それを信じるか信じないかは選手次第だが、試合でのパフォーマンスに影響がないところをみると、クラブ内では楽観ムードが漂っているのかもしれない。

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