プレミア制覇へアーセナルの選手層には不安あり? 「重要な選手が負傷した場合、アルテタに解決策はあるだろうか」

アーセナルはプレミアの頂点に届くか photo/Getty Images

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クラブOBはローテーションの部分を不安視

チームの大黒柱であるMFマルティン・ウーデゴーを怪我で欠きながら、15日のトッテナムとのダービーマッチを1-0で制したアーセナル。粘り強い守備をベースとした戦いは見事だったが、やはり不安があるとすれば選手層だろうか。

このゲームでは終盤にFWブカヨ・サカがピッチに座り込み、その後イーサン・ヌワネリと交代する一幕があった。ウーデゴーと同じく、サカは2列目の欠かせぬ戦力だ。あのシーンにヒヤリとしたサポーターも少なくないはず。

英『TalkSport』によると、クラブOBのエマニュエル・プティ氏も選手層に不安があると指摘している。プレミアリーグのタイトルを争ううえで、そこが大きな不安材料となっているのだ。
「昨季のシティはスタートが悪かったし、主力選手を数名欠いていたにも関わらずリーグを制した。選手の質と量から見ても、アーセナルがリーグタイトルを獲得できるかは分からない。ローテーションの部分は私が長く懸念してきたところだ。今のアーセナルはCLにも復帰し、3日ごとに試合がある。選手たちには代表戦もある。重要な選手が負傷した場合、アルテタに解決策はあるだろうか。選手はいても、同じクオリティを提供できるとは限らない」

最終ラインでもDF冨安健洋など負傷の続いている選手がおり、序盤から選手層の部分には不安がある。今週からは新レギュレーションとなったCLもスタートするが、アルテタは課題とされてきたローテーションを使いこなせるだろうか。

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