怪我人続出も宿敵に勝利したアーセナルをネビル氏が称賛 「私はこのアーセナルが好き」

ガブリエウの一発で見事勝利したアーセナル Photo/Getty Images

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ダービー直近5試合で4勝1分のアーセナル

プレミアリーグは現地時間の15日に第4節が行われ、トッテナムとアーセナルのノースロンドンダービーが行われた。

アーセナルはMFマルティン・ウーデゴーやDFリッカルド・カラフィオーリといった選手が怪我で不在、MFデクラン・ライスが前の試合で出場停止の処分を受けるなど主力選手が欠ける中行われたこの大一番だったが、64分にコーナーキックからDFガブリエウ・マガリャンイスが頭で合わせてアーセナルが先制。結果的にこれが決勝ゴールとなり1−0でアーセナルがダービーを制した。

アーセナルはこの試合ほとんどトッテナムにボールを握られる展開が続いた。怪我人等で主力選手が出場できないことに加え、相手のホームという状況だったが、それでもしっかり勝点3を得ることができた。この勝利に元イングランド代表DFガリー・ネビル氏は『Sky Sports』にて「彼らはペップ・シティのように常にボールを持っているわけではない。彼らは[4-4-2]で深く腰を下ろすことができるし、[4-4-2]の深い位置でプレイすることができる。私はそのフォーメーションが大好きだし、かつてのアーセナルの守り方でもある」とアーセナルの戦術に言及した。
「今日のアーセナルを崩すのは大変だったと思う。クロスが入っても、DFウィリアム・サリバとガブリエウという2人の巨人がいて、彼らは常に戦っていた。集中力、規律があって全員が自分の仕事をしていた」と守備時のアーセナルの選手を評価し、その上で「私はこのアーセナルのチームが好きだ。今日の彼らについてネガティブなことは何もない」と称賛した。

これで直近の5試合のノースロンドンダービーの成績はアーセナルの4勝1分という結果に。トッテナムが最後に勝利したのは21-22シーズンの5月にまで遡る。飛車角落ちのアーセナルをホームに迎えたトッテナムにとっては痛い敗戦となり、逆にここで勝利したアーセナルは次戦のシティとの頂上決戦に向けていい状態を作ることができた。

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