クルトワから見た今季のレアル・マドリードの強みとは? 前節は要塞アノエタを攻略

守護神を務めるクルトワ photo/Getty Images

100試合目のクリーンシートを達成

レアル・マドリードはラ・リーガ第5節のレアル・ソシエダ戦で2-0で勝利を収めた。エスタディオ・アノエタでの一戦はラ・リーガのビッグクラブから見ても難所とされているだけに大きな勝利と言えるだろう。

この一戦で100試合目のクリーンシートを達成したティボー・クルトワの存在は今季のレアル・マドリードで5試合で2失点とチームの守備力の高さを象徴している。クルトワは「ここでのプレイはいつも厳しい」と語りながらも、「ヴィニシウス(・ジュニオール)と(キリアン・)ムバッペも本当に良かった」とチームメイトの貢献度の高さを褒め称えた。

「彼らはどんどん良くなっている。 多くの危険なプレイを作り出しているし、今後も多くのゴールを決めると思う。 彼らはペナルティ・スポットからのシュートもうまく決める」

「(自身の100試合目のクリーンシート達成について)とても素晴らしいことだ。我々は超攻撃的なチームだからね。 今日はクリーンシートさえ守ればほとんど勝てるということを証明できた。まあ、それが普通なんだけどね(笑)。 そろそろ勝ち点を積み上げていかないとね。 今季はまだ2失点しかしていない。 僕たちはチームとしてよくなってきたところだ。 昨年はスタンドからたくさん見たが、試合を続けていくのが楽しみに思う。 プレイできてうれしいよ」

今季のレアル・マドリードはムバッペの補強がビッグディールとして強調される一方で、昨季から負傷中のダビド・アラバの不在や、ナチョ・フェルナンデスの移籍などによって守備面が不安視されてきた。それだけに昨季後半戦に大怪我から復帰したクルトワの存在感は非常に心強いものと言えるだろう。

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