アーセナルのエースは守備をサボらない! 元ユナイテッドDFはサカを「プレミアの中で彼ほど守備面で優れたワイドプレイヤーはいない」と絶賛

ソンとマッチアップするサカ photo/Getty Images

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堅守を誇るアーセナル

ミケル・アルテタ率いるアーセナルのエースといえば多くの人がイングランド代表FWブカヨ・サカ(23)の名前を挙げるだろう。

今シーズンもここまでリーグ戦4試合で1ゴール4アシストを記録するサカはアーセナルの攻撃の中心人物だが、元マンチェスター・ユナイテッドのDFガリー・ネビル氏はサカの守備面での貢献を称賛した。

プレミアリーグ第4節のトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーはデクラン・ライスやマルティン・ウーデゴーら数人の主力選手を欠く中で、アーセナルは1-0で勝利を収めた。サカはこの試合でもガブリエウ・マガリャンイスのゴールをお膳立てしたが、ネビル氏が目をつけたのはサカやガブリエウ・マルティネッリなどアタッカー陣の守備だ。
「マンチェスター・シティとの次の試合(日曜日)に向けて、非常に良い準備試合だった。なぜなら、彼らはまた同じことをしなければならないからだ。守備のコンパクトさは良かったと思う。サカは終盤に交代したが、プレミアの中で彼ほど守備面で優れたワイドプレイヤーはいないと思う。左サイドでプレイするマルティネッリとレアンドロ・トロサールもよく戻っていた。称賛に値する」(英『Sky Sports』より)

この試合のアーセナルの支配率は36%となっており、守備を強いられる時間もいつもに比べると長くなった。さらにトッテナムにはソン・フンミンやブレナン・ジョンソンといったスピードが武器のアタッカーがいるため、サイドの攻防は勝敗を分けるポイントの1つとなるが、サカを始めとするアーセナルのアタッカー陣が守備をサボることはなかった。

ネビル氏はさらに両SBのベン・ホワイト、ユリエン・ティンバーも称賛しているが、両ウイングがしっかりとプレスバックしていたことも大きいだろう。ネビル氏が言及しているように、週末に控えるマンチェスター・シティとの試合でも同じような状況になる可能性があり、攻撃陣の守備への献身性も勝敗を分けるポイントとなる。

アーセナルの守備の堅さはマガリャンイスとウィリアム・サリバというプレミア最高のCBコンビの存在が大きいと考えられているが、ネビル氏が言うように絶対的エースのサカであっても守備を決してサボらない姿勢が今の堅守を築いている理由の1つなのかもしれない。


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