「DF、MF、FWのすべてのポジションを……」 女子スーパーリーグが21日に開幕。米紙が注目する新戦力に”10試合連続得点記録”の清家貴子が選出

ブライトンに加入した清家貴子 photo/Getty Images

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ブライトンの開幕戦はエヴァートンが相手だ

男子のプレミアリーグに少し遅れて、24-25シーズンの女子プレミアリーグ(スーパーリーグ)が21日からスタートする。開幕戦はチェルシー対アストン・ヴィラで、チェルシーは昨季の王者であり、なでしこジャパンの浜野まいかが所属している。チェルシーの女子チームは19-20シーズンから5季連続でリーグを制覇しており、今季も優勝となれば6連覇だ。

今夏には長谷川唯が所属するマンチェスター・シティに清水梨紗、藤野あおば、山下杏也加が加入したように女子スーパーリーグでプレイする日本人選手が増えており、浦和レッズレディースからブライトンに加わった清家貴子もその1人だ。

浦和時代には10試合連続でゴールを挙げ、男子も含めたリーグ記録を塗り替えた選手で、23-24シーズンにはWEリーグでベストイレブン、最優秀選手賞、そしてリーグ得点王と合わせて個人3冠を達成し、その記録を引っ提げて7月にブライトン加入が発表された。
「清家はディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードのすべてのポジションをこなすことができる。22-23シーズンにはWEリーグでMVPを獲得した日本代表FWは昨シーズンよりも大幅にゴール数を増やした(全コンペティションを通じて29ゴール)。ブライトンでの成功は新指揮官であるダリオ・ヴィドシッチの下でいかに早くピースが揃うかにかかっているが、清家を獲得したことでチームの才能に疑問の余地はなくなった」

『ESPN』では新シーズン開幕に向けて、期待すべき10人の新戦力の名前を挙げており、なでしこからはブライトンの清家とシティの藤野が選ばれている。

同メディアは清家のユーティリティ性に注目しており、ブライトンではどのポジションで起用されるのかだろうか。浦和時代にはサイドバック、サイドハーフ、FWを経験しており、ヴィドシッチの起用法に注目したい。

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