2季前のCL決勝カードが再び “苦しめられた”インテルをペップは警戒 「彼らはすべての試合に勝ち、すべての競争に勝つために作られている」

2季前にCL決勝で対戦したマンCとインテル photo/Getty Images

前回対戦はシティが勝利したが

ヨーロッパ王者を決める戦いであるCLのリーグフェーズがスタートし、第1節からACミラン対リヴァプール(1-3)などビッグマッチが実現したが、もう一つ注目を集めるカードがある。マンチェスター・シティ対インテルの一戦だ。

このカードで思い出されるのは2シーズン前のCL決勝戦だろう。この時は68分にロドリが決勝点をあげ、1-0でシティが勝利し、初のCLタイトルを手にした。しかし、シティはインテルの守備陣を相手に苦戦を強いられ、逆の結果になってもおかしくはなかった。

そんなインテルとの試合を控えるシティだが、指揮官のペップ・グアルディオラはシモーネ・インザーギ率いるインテルを称賛し、警戒の言葉を口にした。

「歴史あるチームであり、素晴らしいメンタリティを持っている。彼らはすべての試合に勝ち、すべての競争に勝つために作られている。 昨年、彼らは多くの勝利を収めた。それはつまり、選手たちは『自分たちにもできる』と考えているということだ。それは私たちと似ている」

「彼らはハイプレスが上手く、マンツーマンで相手にプレッシャーをかけてくるので、その点ではブレントフォードに似ている。そして、イタリアらしいメンタリティで守備を固めてくるので、苦戦を強いられる。彼らはセットプレイもかなり得意だ。素晴らしいクオリティを持っている」

「2列目には良い選手たちが揃っており、特にニコロ・バレッラだ。明日彼がプレイできるかはわからないが、ディマルコがクロスを上げるたびに、ボックス内に4、5人の選手が走り込んでくる。特別な何かがなければ、同じ選手を90%起用してチャンピオンズリーグの決勝に進出し、セリエAで優勝することはできない」(シティの公式より)

フェデリコ・ディマルコは負傷により、シティとの試合は欠場する見通しとなっているが、それでもインテルは強敵だ。リーグフェーズ第1節から2季前のCLファイナルのカードが実現したが、今回勝利を手にするのはどちらのチームとなるのか。


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