一時は退団報道も…… チェルシー指揮官マレスカ監督はDFチルウェルの残留を明言 「彼は我々の選手」

チェルシー残留が決定的となったチルウェル photo/Getty images

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近年は怪我続きのチルウェル

チェルシーに所属するイングランド代表DFはクラブに残留するようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーに所属するイングランド代表DFベン・チルウェルはクラブに残留するという。チルウェルは一時構想外として退団の噂があったが、ここにきて残留が決定的となったようだ。

レスター・シティの下部組織出身のチルウェルは2020年8月にチェルシーに完全移籍すると、加入直後から20-21シーズンのチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献するなど、クラブの主力として活躍。しかしその後の21-22シーズンに右膝前十字靭帯損傷で約6カ月の離脱を強いられると、翌年の22-23シーズンには2度のハムストリング負傷。昨季も怪我が続き、プレミアリーグの出場は僅か13試合に留まるなど、近年は怪我に悩まされるシーズンを送っていた。
同氏によると、そんなチルウェルの現状に対して、同クラブを率いるエンツォ・マレスカ監督は「彼はチームを去る準備ができていた選手の1人だが、彼は現在クラブに留まり我々と一緒にトレーニングしている。彼はよく練習しているし、彼は我々の選手だ。我々は今後、試合ごとに彼を起用するかどうかを検討していくつもりだ」とコメント。一時構想外扱いしていたチルウェルを今後の試合では起用すること示唆するコメントを残した。

イングランド代表としても21試合に出場するなど実力は申し分ないチルウェル。マレスカ監督就任以降は同監督システムには合わないと度々言われており、退団の可能性が浮上していたが、ここにきての残留。ここまでプレミアリーグ2勝1分1敗のチームにどのような相乗効果をもたらすのだろうか。

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