「アーセナルの監督よ、もう少し品位を見せろ」 審判へ苦言を呈したアルテタにロイ・キーンが辛辣発言 「監督たちは毎週、すべての判定が自分たちに不利だと言っている」

アーセナルの指揮官アルテタ photo/Getty Images

続きを見る

トロサールの退場に対して苦言

プレミアリーグ第5節マンチェスター・シティvsアーセナルの一戦を裁いた主審マイケル・オリヴァー氏の判定は様々な議論を呼んでいる。

そんななか、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏は試合後、レアンドロ・トロサールの判定に対して審判へ苦言を呈したアーセナルの指揮官ミケル・アルテタを批判し、フラストレーションは見当違いだと語った。

「監督たちは毎週、すべての判定が自分たちに不利だと言っている。ただそれを認めればいいだけだ。彼は心の底では1ポイントで満足しているだろう。アーセナルの監督よ、もう少し品位を見せろ。彼はおそらくレッドカードに値した。それにうまく対応し、次に進む。これで終わりだ。我慢して次に進みなさい。少しは品位を見せなさい」
「試合後に監督が出てきて、『ああ、彼はちょっとばかげたプレイをしたね。イエローカードだったよ』と言えばよかったのに。毎週のように、監督たちはこう言いながら出てくる。『いや、ファウルじゃない、そうじゃない、5分前に何かが起こったんだ』と」

「堂々としていればいい。サッカーのピッチでは選手はバカげたことをするものだ。堂々として、少しは品位を示してこう言えばいい。『主審は彼を退場させるチャンスを与えた。我々は失望しているが、前に進む』とね」(英『Sky Sports』より)

今回はアルテタの発言でキーン氏に火がついたようだが、同氏は試合後に監督が審判の判定に苦言を呈することについて批判しており、堂々とした姿を見せ、受け入れて次に進まなくてはならないと自身の見解を示した。

シティFWジェレミー・ドクもトロサールが2枚目のイエローカードをもらうことになったのと同じ行為をしたが、カードが提示されなかったことに対して怒りをぶつけていたアルテタ。「一貫性」の部分に納得がいかなかったアルテタの気持ちもわかるが、シティ側も判定に怒りを露わにしているシーンも多く、ビッグマッチは予想しないところで注目を集めることになってしまった。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.297 欧州サムライ勢力分布

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ