「彼はどこにでもいた。カンテのようなパフォーマンスだった」 チェルシーで存在感増すカイセドに集まる称賛

チェルシーでプレイするカイセド photo/Getty Images

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欠かせない存在に

エクアドル代表MFモイセス・カイセド(22)のチェルシーでの存在感は、今シーズン特に圧倒的だ。

昨夏にブライトンから1億1500万ポンドもの移籍金でチェルシーに加入したカイセド。昨シーズンは公式戦48試合に出場し、1ゴール4アシストを記録したが、チーム状況も相まってか同選手のパフォーマンスは批判されることも少なくなかった。カイセド自身も高額な移籍金がプレッシャーになっていたことを認めていたが、2年目を迎えた今シーズン、圧巻のパフォーマンスを見せている。

ここまでプレミアリーグ5試合すべてにスタメン出場を果たしているカイセドはアシストを記録した第5節のウェストハム戦のパフォーマンスに多くの称賛が集まっており、元チェルシーMFジョン・オビ・ミケル氏も同選手への称賛を惜しまなかった。
「我々はモイセス・カイセドについて話し合ったが、もちろん、彼はチェルシーでのキャリアをあまりうまくスタートできなかったし、チェルシーでのキャリアが始まって数試合でミスをたくさんした。 誰もが『なぜこの男にこんなに大金を払ったのか』と思っていた。今ではブライトンでの彼のパフォーマンスなどを見ることができる。本当に素晴らしい選手だ」

「土曜日は単に相手のプレイを止めるだけではなく、パスや連携などすべてにおいて素晴らしかった。今、これが私たちが知っているモイセス・カイセドであることが分かる。また、今の彼を見ると少し自信があることが分かる」

「『よし、今はチェルシーのためにプレイしている。これが私のチームだ』という感じだ。彼のパフォーマンスやピッチでの振る舞いを見ると、エゴのようなものは一才感じられない。彼は本当に素晴らしい。私は彼のプレイをそこで見たが、彼はどこにでもいた。カンテのようなパフォーマンスだった。モイセスを称賛したいし、彼に自信を与え、彼を信じていることを示す監督にも感謝したい。彼はおそらくチームのキャプテンになると思うよ」(英『Daily Mail』より)

マレスカ監督もウェストハム戦のカイセドを試合後に絶賛していたが、チェルシー加入から2年目の今シーズン、22歳MFはついに本領を発揮し始めている。ここまでプレミアリーグ5試合を終えて、3勝1分1敗で5位と素晴らしいスタートを切っているマレスカ・チェルシー。

豪華な顔ぶれで派手な攻撃陣に目が行きがちだが、ピッチ中央で攻撃と守備をつなぐカイセドの存在がチェルシーの好調に繋がっていることを忘れてはいけないだろう。


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