新生リヴァプールをシャットアウトした堅守はシティ、アーセナルよりも上? ヌーノ率いるノッティンガム・フォレストが今季のダークホースに

ノッティンガム・フォレストを指揮するヌーノ photo/Getty Images

今夏に11人の新加入選手を迎え入れたフォレスト

24-25シーズンのプレミアリーグは第5節までが終了し、最多得点は13ゴールのマンチェスター・シティだ。一方の守備では、最少失点がリヴァプールの1失点、次にアーセナルの3失点で、3位は4失点でブライトンとノッティンガム・フォレストが並んでいる。

22-23シーズンにプレミアリーグに復帰し、その夏に大型補強を敢行し話題となったフォレスト。そこから2季連続で残留に成功しており、今季はここまでの5試合で2勝3分と無敗をキープしている。

『ESPN』ではフォレストの堅守に注目しており、同メディアが「グレイトショット」と定義するxG(ゴール期待値)が0.33以上のシュートをここまで1本も許していない。首位のマンチェスター・シティが2本、2位のアーセナルがここまで5本を許してしまっているが、ヌーノ・エスピリト・サント率いるフォレストは彼らを上回るデータを残しているのだ。

直近のブライトン戦では2ゴールを許してしまったものの、第4節ではアルネ・スロット率いる新生リヴァプールの攻撃をシャットアウトし、カラム・ハドソン・オドイのスーパーゴールで勝ち点3を獲得している。

「監督は僕らに大きな自信を与えてくれた。(リヴァプール戦では)先発できなかったけど、怒りも失望もなかった。頭の中ではピッチに立って勝利に貢献しなければならないということだけを考えていた」

『The Athletic』ではリヴァプール戦で殊勲のゴールを挙げたオドイがヌーノへの信頼を語っている。スパーズでの指揮は失敗に終わってしまったポルトガル人監督だが、フォレストではウルブズ時代のようなソリッドなチーム作りに成功しており、彼らの今後の戦いに注目したい。


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