正守護神が長期離脱のバルセロナ リストアップした現フリーの4人のGKとは

候補の1人といわれる元レアルのナバス Photo/Getty Images

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少なくとも8カ月の離脱へ

先週末のラ・リーガ第6節のビジャレアル戦で負傷したバルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン。検査の結果、右膝膝蓋腱の完全断裂で完治まで少なくとも復帰まで8カ月を要することとなり、今季中の復帰は絶望的となった。

『MUNDODEPORTIVO』によれば、バルサは現在フリーで獲得できるGKをリストアップ。FIFAの規定により現在フリーの GKを獲得することができるが、その中で4人の選手をリストアップした。

1人目はクラウディオ・ブラボ。14−15シーズンにテア・シュテーゲンと共に加入した元チリ代表は、2シーズンにわたって主にバルセロナのリーグ戦での正GKを務めた。16−17シーズンからはマンチェスター・シティへ加入、その後はセビージャ、ベティスへと渡り、今年8月に引退を発表していた。アラブメディア『winwin』に対し「バルセロナから声がかかれば、いつでも準備はできている」とコメントしており、短期間での復帰の可能性があるようだ。
2人目はケイロル・ナバス。14−15シーズンにレアル・マドリードに加入した元コスタリカ代表は、加入した最初のシーズンは元スペイン代表GKイケル・カシージャスのバックアップだったが、退団した15−16シーズン以降は先発の座を勝ち取り、マドリードのCL3連覇に大きく貢献した。その後はフランスのPSGへと移籍するも、昨シーズンに契約満了で退団。現在はフリーとなり新天地を模索している。同紙によればナバスの代理人であるジョルジュ・メンデスはバルサと良好なコミュニケーションを保っているとのこと。ライバルチームで活躍したGKがここに来てバルサでプレイする可能性もあるようだ。

3人目はヴォイチェフ・シュチェスニー。アーセナル、ローマでプレイしたポーランドのGKは、17−18シーズンにユヴェントスに加入。18−19シーズンにはそれまで正GKだった元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンから「1番」の背番号を継承。セリエAやコッパ・イタリアなど数々のタイトルを獲得した。今夏から新たに就任したチアゴ・モッタの元では構想外となり、本来25年6月末までのユヴェントスとの契約を1年前倒しで解消。今年8月に引退を発表していた。シュチェスニーは退団後、数々のクラブから打診があり、バルセロナもその1つだったという。『SPORT』のトニ・フアンマルティ記者によればシュチェスニーも候補に挙がっており、検討しているという。

4人目はエドガル・バディア。エスパニョール出身のGKで、エルチェではリーグ戦89試合に出場。昨シーズンはレアル・サラゴサにレンタル移籍していた。エルチェでの活躍が素晴らしく、20−21シーズンのバルセロナとの試合で当時バルサに在籍していたFWリオネル・メッシがバディアに対しユニフォーム交換を申し出たことがあり、自分からは基本交換を申し込まないメッシが自分から言ったことで一時話題となった。現在32歳でフリーとなっており、こちらも獲得の噂が上がっている。

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