足りないのは“勝利への執念”? マンUのベテランMFがEL引き分けスタートのチームに苦言 「負けていないが、負けたような気分だ」

失点に絡んでしまったエリクセン photo/Getty Images

ホームで引き分けスタート

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節でトゥウェンテをホームに迎えたマンチェスター・ユナイテッド。

35分にMFクリスティアン・エリクセンが豪快な豪快なシュートを叩き込み、ユナイテッドは先制に成功する。しかし、68分にはエリクセンがボールを奪われたところから失点を許してしまい、同点に追いつかれてしまう。その後幾度となく相手ゴールに迫ったユナイテッドは19本ものシュートを放つも、追加点は奪えず、EL開幕戦をドローで終えた。

ホームであったことやチャンスがいくつもあったことを考えると、勝ち点3を手にしたかったユナイテッド。試合後、ベテランのエリクセンは『TNT Sports』にて、自分を含めたチームへの苦言を呈した。

「チームとして、私たちは本当にがっかりしていると思う。もちろん、もっと結果が欲しかったが、結局、十分とは程遠いものだった。個人的には、ゴールを決めて、これが試合の勝負を決めるゴールになると思ったが、逆の展開になった」

「更衣室でも言われていたが、彼らの方が我々よりも結果を望んでいたように見えた。それではだめだ。全員が自分自身のことばかり考えている。我々はプロのサッカー選手だ。彼らは何をすべきかを知っており、今日の試合で何が起こり得るかも知っている。我々は負けていないが、負けたような気分だ。ホームでのトゥウェンテ戦では、このようなことがあってはならない」

トゥウェンテにとってはアウェイでの強豪ユナイテッドとの試合で、先制点を許しながら同点に追いつき、勝ち点1を手にしたことは大きい。勝ち点1をなんとしても持って帰りたいというトゥウェンテの執念にユナイテッドは勝てなかったとエリクセンは振り返った。

ELで思うようなスタートが切れなかったユナイテッドだが、週末にはプレミアリーグ第6節のトッテナム戦が控えている。リーグでも5試合を終えて、2勝1分2敗で11位と苦戦しているが、ホームでスパーズを撃破して勢いを取り戻したい。


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