早くもナポリは「マクトミネイに夢中」 マンUからやってきた大型MFがユーヴェ相手に見せた輝き

ナポリでプレイするマクトミネイ photo/Getty Images

続きを見る

3-4-2-1とは異なるオプションも出来た

果たしてナポリ指揮官アントニオ・コンテは今後どうチームをマネジメントするのだろうか。21日に行われたセリエA第5節のユヴェントス戦で嬉しい材料となったのが、先発したMFスコット・マクトミネイの好パフォーマンスだ。

コンテといえば[3-4-2-1]のシステムが1つの代名詞だが、ユヴェントス戦では[4-2-3-1]を選択。その中で先発したマクトミネイは攻撃的MFの位置に入り、前線で積極的にボールを引き出す動きを見せていた。コンテのシステム変更にはマクトミネイの個性を引き出す意味もあったのだろう。

セリエA公式もユヴェントス戦で見せたマクトミネイのプレイを評価していて、「マクトミネイに夢中」とプレイ集をまとめている。結果はスコアレスドローだったが、マクトミネイにボールを預けたところから攻撃が展開されるケースも多かった。これは今後への収穫と言える。


マクトミネイは今夏マンチェスター・ユナイテッドから加わった新戦力だが、ナポリは他にもMFビリー・ギルモアやFWダビド・ネレスなど積極的な補強に動いてきた。彼ら全員がコンテお得意の[3-4-2-1]にフィットするかは未知数で、選手の特性に合わせてシステムを変えた方がいいかもしれない。

果たしてコンテはユヴェントス戦をどう見たのか。今季は4バックも選択肢になるかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.297 欧州サムライ勢力分布

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ