「我々は十分なゴールを決めていない、それが問題だ」 指揮官テン・ハーグの頭を悩ませるユナイテッドの“得点力不足問題”

得点力不足に悩むマンU photo/Getty Images

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複数得点が少ない

マンチェスター・ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグは得点力不足に悩まされていると語った。

特にプレミアリーグ第5節のクリスタル・パレス戦(0-0)、ELリーグフェーズ第1節トゥウェンテ戦(1-1)は多くのチャンスを作りながらも勝ち点3を奪えていない。最後のフィニッシュの部分で精彩を欠いている状況だ。

最近怪我から復帰したラスムス・ホイルンドが序盤いなかったということも得点力不足に関係しているだろうが、代わりに9番を務める新加入のジョシュア・ザークツィーもここまで公式戦7試合で1ゴールとフィットに苦しんでいる。そんななか、テン・ハーグ監督は得点力不足への課題を述べながらも、ザークツィーへの信頼は揺るぎないという。
「彼は若く、能力は明らかだ。連携プレイが得意で、創造性があり、チャンスを創り出す選手だ。だが公平に言えば、ゴールに向かって攻める瞬間もある。その分野では、彼は間違いなく改善できるが、それは我々も事前に分かっていた。彼はいくつかの優れた資質を持っているが、改善すべき資質も持っている。改善するには我々のサポートが必要だ」

「我々は十分なゴールを決めていない、それが問題だ。そこが重要な部分であり、チームとしてもっとゴールを決めなければならない。我々には得点力のある選手がいるのは明らかだ。我々がチャンスを創り出しているのはわかるだろうが、得点が十分ではない」(英『Daily Mail』より)

ここまでユイテッドはコミュニティ・シールドを合わせると公式戦8試合を戦っており、ゴール数は「14」。目立って悪い数字ではないが、第4節のサウサンプトン戦(3-0)、カラバオカップ3回戦ではバーンズリー戦(7-0)を除くと複数得点がない。あの決定機を決めていれば、と思う試合もいくつかあり、得点力不足を解消できれば状況が大きく変わる可能性もある。

ガルナチョ、ラッシュフォード、アマド・ディアロといったアタッカー陣にもさらなる得点が求められるが、週末に控えるトッテナムとの大一番では攻撃陣の爆発に期待したい。


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