ニャブリ、コマン、サネから世代交代の時? オリーズもフィットしたバイエルンにウイング新時代の予感

今夏バイエルン入りしたオリーズ photo/Getty Images

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2列目は一気に若返るかもしれない

今季開幕から絶好調のバイエルンにおいて、嬉しい収穫となったのがMFミカエル・オリーズのフィットだ。今夏にクリスタル・パレスから獲得されたオリーズは、すでに5ゴール3アシストを記録。これほど早くバイエルンにフィットするとは嬉しいサプライズだ。

オリーズは主に右のウイングに入っているが、この活躍でバイエルンのウイングに新たな時代が到来するかもしれないと取り上げたのが独『Bavarian Football Works』だ。

バイエルンといえば、かつてはアリエン・ロッベン&フランク・リベリのウイングコンビが躍動するなど、両翼に突破力のあるタレントを常に抱えてきた。現在ではオリーズに加え、技巧派なドリブルを得意とするジャマール・ムシアラもウイングを担当できる。ムシアラの場合はトップ下でも輝けるが、左サイドからのカットインも威力抜群だ。
これにより同メディアが気にしているのが、レロイ・サネ、キングスレイ・コマン、セルジュ・ニャブリの古参組だ。サネとコマンは28歳、ニャブリは29歳と、まだ中堅世代ではある。しかし現状の序列を考えると、前述の3人を抱えている理由は薄いか。

3人を売却する場合はある程度の移籍金が見込めるため、バイエルンにとっては良い動きとなるかもしれない。同メディアは3人合わせて1億ユーロ近くの売却益も見込めると分析していて、検討する価値はある。

他にもチームには若いフランス人FWマティス・テル、今季オサスナにレンタル移籍しているスペイン人FWブライアン・サラゴサもおり、サラゴサも突破力は抜群。ウイングの世代交代を図る理想的な時期かもしれない。

またバイエルンは、18歳の攻撃的MFパウル・ヴァナーをハイデンハイムにレンタル移籍させている。ヴァナーはそこで早くも2ゴール1アシストと結果を出しており、同メデイアは来季からバイエルンの構想に入ってくるはずと見ている。

さらにレヴァークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの引き抜きが叶うならば、2列目は一気に若返る。ヴァナーもトップ下として計算できるならば、量も質も文句なしだろう。

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