元アーセナルのジェンキンソンがイングランド帰還 ヴェンゲルが構想した「ブリティッシュ・コア」の一員

ノリッジ戦のゴールを喜ぶアーセナル時代のジェンキンソン Photo/Getty Images

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イングランド代表にも招集歴あり

元アーセナルDFカール・ジェンキンソンが、イングランド・リーグ2(実質4部)のブロムリーに完全移籍を果たした。クラブ公式サイトが伝えている。

チャールトン・アスレティックでキャリアをスタートしたジェンキンソンは、幾度かのローン移籍を経て2011年にアーセナル移籍。12-13シーズンにはバカリ・サニャとポジションを争い、2012年の11月にはイングランド代表にもデビューしている。当時まだ若手だったアレックス・オックスレイド・チェンバレン、ジャック・ウィルシャーらとともにアーセン・ヴェンゲル氏が構想した、イングランド人選手を主軸とする「ブリティッシュ・コア」の中核メンバーにも数えられた。

しかし次第に出場機会を減らしたジェンキンソンは、ウェストハムやバーミンガムへのローンを経て2019年にノッティンガム・フォレストへ完全移籍。2022年8月にはオーストラリアのニューカッスル・ジェッツへと活躍の場を移している。6月にジェッツを退団して以降は、所属クラブがない状態だった。
ブロムリーはジェンキンソンの加入に際し、「元イングランド代表のカール・ジェンキンソン選手を獲得でき嬉しく思う」「新加入選手は6番のユニフォームを着ることになる。我々がホームゲームを2試合連続で戦う明日もしくは火曜の夜に、サポーターは彼のプレイを見ることができるだろう」などとコメントを残した。

一時期はサニャと遜色ないパフォーマンスを見せていたジェンキンソン。32歳となった彼の活躍に期待したい。

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