通算で1300日も負傷離脱があるネイマールも“ガラスの才能”? ディアビ、ウィルシャー、ロナウドら怪我に苦しんできた才能たち

今回の負傷でネイマールは1年近く離脱している photo/Getty Images

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アル・ヒラル移籍後は負傷が続いている

ドリブラーの避けられない宿命とも言えるが、サウジアラビアのアル・ヒラルに所属するブラジル代表FWネイマールは対戦相手から何度も削られてきた。その影響もあり、ネイマールは怪我に苦しめられ続けてきたのだ。

現在も離脱が続いていて、離脱期間はそろそろ1年になろうとしている。アル・ヒラルと契約してから5試合しかプレイ出来ていないのだ。

英『GIVE ME SPORT』は負傷に悩まされてきた近年のプレイヤーを振り返っているが、例えばアーセナルでプレイしていたMFアブ・ディアビだ。パトリック・ヴィエラ2世なんて期待もあった大型セントラルMFだったが、キャリアを通しての通算の負傷離脱日数は1747日となっている。怪我さえなければワールドクラスのMFになれた可能性があり、それだけのポテンシャルを備えた選手だった。
同じアーセナルでは元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーも怪我に苦しんだ。誰もが認める天才だったが、離脱日数は1470日だ。すでに現役を退いており、イングランド代表であの才能をフルに活かせなかったのは残念だ。

他にはブラジルの元祖怪物FWロナウドが1324日、アーセナルなどでプレイした元ベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンが1366日、今年よりアメリカ・MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに活躍の場を移したFWマルコ・ロイスが1313日も離脱期間があった。

そしてネイマールは1294日だ。ガラスの天才と呼ばれた選手たちの離脱日数に近づいており、ネイマールも負傷に悩まされた選手の1人と言えるか。

やや相手を挑発するようなドリブルテクニックを魅せることもあったため、とにかくファウルを受ける機会が多い。現在は32歳を迎えているが、再びトップコンディションに戻るのだろうか。今回の離脱はかなり長引いているだけに、そこは心配なポイントだ。

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