アーセナルFWジェズスが1月にブラジル復帰の可能性? 古巣パルメイラスが獲得を熱望

アーセナルでプレイするジェズス photo/Getty Images

4000万ユーロで獲得可能か

アーセナルでプレイするブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(27)は冬の移籍市場で母国であるブラジルに復帰する可能性があるかもしれない。

2022年夏よりアーセナルでプレイするジェズス。加入1年目の22-23シーズンはリーグ戦26試合で11ゴール6アシストを記録し、アーセナルに新たな風を吹かせた。しかし、2年目を迎えた昨シーズンはリーグ戦27試合で4ゴール5アシストと数字を落とす結果に。CLでは8試合で4ゴール3アシストという結果を残したが、ここ2年は怪我で離脱することも多く、フィットネスの部分が懸念されている。

昨シーズンより、9番のポジションをカイ・ハフェルツに奪われ、2番手という立ち位置になったジェズス。今シーズンはここまで公式戦6試合に出場しているが、プレイ時間は167分と限定的な起用に留まっている。

そんなジェズスの獲得を熱望しているのが、2017年冬マンチェスター・シティに正式加入を果たすまで在籍していたブラジルのパルメイラスだ。ブラジル『BOLAVIP』が報じている。パルメイラスは来年夏に開催される新しくなったクラブW杯への参戦が決まったことで、ジェズスの復帰を熱望しているという。

クラブW杯に向けて、同クラブは他にも選手の補強を画策しているようだが、ジェズスを第一ターゲットにしており、大型契約を結ぶ計画を立てているようだ。同メディアは移籍金4000万ユーロ(約64億円)ほどであれば、アーセナルが1月にジェズスを手放す可能性があると主張している。4000万ユーロはパルメイラスにとって高額な金額になるが、「パルメイラスは、多額の投資とロンドンのクラブとの値下げ交渉が可能な唯一のチームとなる」と綴り、移籍の可能性を示唆した。

アーセナルは今夏にも様々な選手の名前が浮上したが、近い将来トップクラスのストライカーを獲得する可能性が高い。指揮官のミケル・アルテタはジェズスを信頼しているが、度重なる怪我のことも考えると、ストライカー獲得の資金調達のために売却されることも考えられる。しかし、今季は過密スケジュールをこなす必要があるため、アーセナルも後任が獲得できる状態でない限り、冬にジェズスを売却する可能性は低いだろう。

とはいえ、アーセナルで岐路に立たされていることは間違いなく、今季はジェズスにとっても勝負の1年になるかもしれない。

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