やはりチェルシー退団は既定路線か…… 居場所を失ったチルウェルは冬の移籍が濃厚

マレスカ・チェルシーでは構想外のチルウェル photo/Getty Images

続きを見る

トップチームには復帰したが

チェルシーに所属するDFベン・チルウェルは冬の移籍市場でクラブを退団することが濃厚だという。『Mirror』が報じている。

今シーズンからエンツォ・マレスカが指揮を執るチェルシーは今夏も多くの新戦力を迎えた。同時に、戦力外になった選手たちも多く、去就は大きな注目を集めた。2020年よりチェルシーでプレイするチルウェルもマレスカ監督の構想外になった1人だが、ラヒーム・スターリング(アーセナルへレンタル移籍)やトレヴォ・チャロバー(クリスタル・パレスへレンタル移籍)らと違い、夏の移籍期間では新天地を見つけることができなかった。

ひとまずはチェルシーに残留することになった同選手はプレミアリーグの登録メンバーに入り、チーム練習にも復帰し、カラバオカップ3回戦のバロー戦では後半から出場を果たした。この時スタンドからは大歓声が同選手に送られた。
しかし、同メディアによると、クラブのチルウェルに対してのスタンスは変わっていない模様で、1月のオファーを待っているという。バロー戦を除くとベンチにも入れていない同選手の立場は厳しいようで、「彼の将来はまだスタンフォードブリッジにはない」と同メディアは主張している。

チルウェルが本職とする左SBにはマルク・ククレジャ、レナト・ベイガといった選手がおり、現状では彼らが怪我などで離脱しない限り出場したり、ベンチ入りすることは厳しいだろう。カラバオカップのバロー戦のように格下との対戦で出番が回ってくることもあるかもしれないが、今後も出場機会は限られてくる。

もちろん、冬までに状況が変わることも考えられるが、チェルシーでの将来が不透明なチルウェルの今後に注目だ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.297 欧州サムライ勢力分布

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ