”3700万ユーロ”の年俸は事実ではなかった? 復帰間近のフレンキー・デ・ヨングが自身の”噂”について真実を語る

復帰間近のデ・ヨング photo/Getty images

自身を取り巻く噂について言及

フレンキー・デ・ヨングのこの一年間は3度の足首の怪我により、約5ヶ月に及ぶ欠場とリハビリに費やされ、本人にとって非常に歯痒い思いをした時間だったと言えるだろう。その苦難を乗り越えて復帰に近づいていることを『Barça One』のインタビューで明かし、自身を取り巻く多くの”噂”についても言及している。

「同じ足首を3度も痛めたことで、精神的な傷を負った。でも、少しずつ、強いシュートを打ち、練習に参加する自信を取り戻してきた。 とてもタフなプロセスだったよ。 毎日ベッドから起き上がって足首のテストを繰り返してきたんだ」

また、デ・ヨングの欠場期間中、手術の拒否や3700万ユーロという莫大な年俸を貰っているなどといった自身に関する様々な”噂”が飛び交ってきた。しかし、デ・ヨングはそれらの”噂”を全をて否定し、現在の自身の状況について語っている。

「僕に関するすべての情報を持っていない腹を立てている人たちの気持ちは理解できる。 もし僕が(噂通りに)大金を請求し、手術を受けたくないと駄々をこねて、リハビリに専念すべき時にバカンスを取っていたら、トレーニングをしていなかったとしたらそう思うだろう。でも現実は違う。足首の怪我はデリケートで難しいけれど確実に回復しているんだ」

「3700万ユーロをもらっているという情報は事実ではないよ。 それはあり得ない金額で、僕が稼ぐ金額とは一致しない」

「回復の過程で、僕は沈黙を守ってきた。 クラブが僕に手術を受けろと言い、僕が手術を望まなかったというのは事実ではない。 手術が最善の選択ではないことは、全員が同意して決めたことだ。 その噂がどこから来たものか理解できないけどね」

最後に、デ・ヨングは新チームとなったフリックバルサの印象について「エネルギーにあふれ、質の高いチーム」と絶賛し、「本当にこのチームの一員になりたいし、ベストを尽くしたい」とモチベーションに溢れている様子を見せた。怪我人続出のチーム状況の中で、キャプテンの一人であるデ・ヨングが復帰すれば心強い存在となることだろう。

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