昨シーズン4月以来の復帰となったフレンキー・デ・ヨング 「怪我の時期はとても辛いし苦しんだ」

復帰を果たしたデ・ヨング Photo/Getty Images

163日ぶりの復帰

UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節は現地時間30日に第2節が行われ、バルセロナはホームでスイスのヤング・ボーイズと対戦した。

第1節にてモナコに1−2と敗れ初戦を落としたバルセロナ。先日のリーグ戦ではついに連勝がストップした中でのこの試合だったが、常にバルセロナが主導権を握る試合だった。

前半8分、FWラミン・ヤマルの縦パスに、抜け出したFWハフィーニャが右足で折り返し、FWロベルト・レヴァンドフスキが合わせてバルセロナが先制する。34分にはコーナキックからの流れでMFペドリがシュートを放ち、相手DFに当たったこぼれ球をハフィーニャが決めて追加点。3分後には再びコーナーキックからDFイニゴ・マルティネスが頭で合わせて3点目。前半だけで3−0とリードを広げた。その後後半に入ってもバルサはペースを緩めず、51分には再びレヴァンドフスキ、81分にはオウンゴールで得点を重ね、試合は5−0の快勝で今季CL初勝利となった。

この試合の75分に途中出場したMFフレンキー・デ・ヨング。昨シーズンの4月に怪我して以降、約6カ月ぶりの復帰となったこの試合は出場の際にサポーターから拍手で迎えられた。試合後の会見にてデヨングは「ピッチに戻ってサッカーができることをとてもうれしく思う。拍手で迎えられるなんて思ってもいなかったからね」とファンへ感謝の意を伝えた。一方でこの怪我の時期をとても苦しい時期だったとも語っている。「シーズンが始まってから、チームはとてもうまくいっている。僕はプレイするために今後はベストを尽くすつもりだ。怪我をしているときはいつも辛い時間を過ごすんだ。そうだね、長くて辛かったし、苦しいときもあったんだ」と述べた。

フレンキー・デ・ヨングは昨シーズンは相次ぐ怪我に悩まされていた。中でも4月21日のラ・リーガのレアル・マドリード戦にて右足首を負傷しそのままシーズンアウト。今年のEURO2024も欠場し、シーズンが開幕してもなかなか復帰ができない状況が続いていた。現在MFマルク・ベルナルや、MFダニ・オルモなど怪我人が相次ぐバルセロナだが、彼の復帰は非常に大きなものとなっただろう。

久々の快勝で勝ち点3を得たバルセロナは、次のリーグフェーズにてバイエルンと対戦する。




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