デンベレがいればカラフィオーリのサイドを攻略できた? アーセナルに敗戦で今季公式戦初黒星のPSG

デンベレをチームから外したルイス・エンリケ監督 Photo/Getty Images

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0−2で敗戦

UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節は現地時間30日に第2節が行われ、フランスのパリ・サンジェルマンはアーセナルと対戦した。

試合終了間際の得点で初戦ジローナに勝利したPSG。両チームともここまでリーグ戦含めて無敗で臨んだこの試合は、前半20分に左サイドからMFレアンドロ・トロサールが持ち運び、ピンポイントのクロスを入れるとMFカイ・ハフェルツが頭で合わせてアーセナルが先制する。35分には右サイドでのアーセナルのフリーキックにてFWブカヨ・サカがインスイングのボールを蹴ると、ボールはそのままゴールラインを割り追加点となる。後半に入るとPSGが攻勢を強めるも、なんとか守りきり2−0でアーセナルが勝利。PSGは今季初公式戦の黒星となった。

試合後の会見にて、監督のルイス・エンリケは「アウェイでの試合、特にアーセナルのようなチームとの対戦は常に難しいものだが、彼らは勝利に値したと思う。彼らは我々よりも多くのチャンスを作り、最初の1分から高い位置からプレスをかけてきた」と反省。「特にデュエルにおいて、このような試合で必要な水準からかけ離れていた。ほとんどすべてのデュエルで負けた。ポジティブなものを得たいのであれば、そういった局面を改善する必要がある」と試合を振り返った。
先日27日のレンヌ戦後、エンリケはフランス代表FWウスマン・デンベレと衝突し、この試合でデンベレはメンバー外となった。ジャーナリストのダニエル・リオロ氏はフランスメディア『RMC SPORTS』の番組に出演し、デンベレ不在が影響したと指摘。「シーズン開幕以来、相手ディフェンスに最も影響を与えてきたFWを、月曜日に自分の権限を行使するために欠場させた。もしかしたら、別の方法を見つけるべきだったかもしれないし、外交的な話し合いでその場を収めるべきだったかもしれない。今夜、サイドでカラフィオーリを見たとき、デンベレが彼のサイドで問題を起こしたかもしれないと考えずにはいられなかった。デンベレはあのディフェンスにダメージを与えることができたと思う」と語り、ルイス・エンリケのマネジメントを批判した。

デンベレは現在リーグ戦でここまで4ゴール3アシストを記録。FWブラッドリー・バルコラ(6ゴール)に次ぐチームで2番目に多い得点数となっており、攻撃の起点にもなりえることからPSGにとって欠かせない選手であった。

今後もこの2人の悶着が長引くのであれば、確実にチームに大きな影響を及ぼすことになるが、早急に解決できるのであろうか。



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