司令塔マディソンが「恐ろしい」と語るほどの潜在能力を秘めた17歳の至宝 新星マイキー・ムーアはトッテナムの未来か

マディソンとムーア photo/Getty Images

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プレミアでは2試合連続出場中

トッテナムの司令塔MFジェイムズ・マディソンはクラブの未来を担う1人として注目集める17歳FWマイキー・ムーア(17)を称賛した。

7歳からスパーズのアカデミーに在籍するムーア。2024年5月に行われたプレミアリーグ、マンチェスター・シティ戦に16歳9カ月3日の若さで出場し、クラブ史上最年少出場記録を更新した今注目の新星だ。今シーズンはここまでプレミアリーグ5節のブレントフォード戦、6節のマンチェスター・ユナイテッド戦に出場しており、ユナイテッド戦では後半ATに惜しいシュートを放つなどポテンシャルの片鱗を見せつけた。

日本時間4日深夜1時45分にキックオフを控えるELリーグフェーズ第2節フェレンツヴァーロシュTCとの試合で出場機会を得るチャンスがある17歳の潜在能力をマディソンは恐ろしいと語った。
「彼が初めて(トップチームに)上がってきたとき、私は彼が実際にはまだ若いということを思い出す必要があった。彼が初めてトップチームに昇格したとき、彼はまだ16歳だったが、すでに大人のようだった。彼の旅がどうなるのか、とても楽しみだし、できる限り彼を助けたいと思っている。彼がプレイしているところを見ると、とてもパワフルで、体が成長するにつれてさらに強くなるだろう。とても恐ろしいよ。彼は多くの能力を持っている」

「しかし、私は彼にプレッシャーを感じてほしくない。なぜなら、彼は多くの人々の話題になっているが、それは当然のことだ。そして、それは彼がしっかりとトレーニングを行い、トップチームに入り、露出を増やしていることによるものであり、それが彼の望みでもあるからだ」

「まず、彼は素晴らしい若者だ。本当に礼儀正しく、マナーも良い。これは彼の家族にとって誇りだ。なぜなら、ベテラン選手として若い選手が台頭してくる中で、最初に認識すべきことはそれだからだ。若い選手が傲慢な態度を取ることは望ましくないし、また『自分を何様だと思っているんだ』という態度も望ましくない」(英『Evening Standard』より)

ムーアの成長を見守りながら助けになりたいと語ったマディソン。17歳の新星にとっても近くにマディソンやソン・フンミンなどプロフェッショナルな選手たちが多くいる環境は大きな意味を持つだろう。積極補強を行いタイトルを狙うアンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムですぐに定位置を確保することは簡単ではないが、トッテナムの未来を担う生え抜きムーアの成長から目が離せない。


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