ブルーノ・フェルナンデスは主将にふさわしくない? アーセナルレジェンドは「マンチェスター・ユナイテッドがピッチ上で必要とするリーダーではない」とバッサリ

マンUのキャプテン、B・フェルナンデス photo/Getty Images

メンタリティを批判

アーセナルのレジェンドである元フランス代表エマニュエル・プティ氏はブルーノ・フェルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドでキャプテンを務めるにあたって必要なメンタリティがないと批判した。

プレミアリーグ第6節のトッテナム戦(0-3)で前半42分にジェイムズ・マディソンへのタックルで一発退場をくらったブルーノ。後にこの判定に対するクラブの異議申し立てが認められ、3試合の出場停止処分もなくなったが、プティ氏はユナイテッドが模範となるような選手を必要としている時に必要なリーダーシップの素質が同選手にはないと主張している。

「ブルーノ・フェルナンデスは良い選手だが、私にとってはトッププレイヤーではない。彼がマンチェスター・ユナイテッドやポルトガル代表でトップチームを相手に活躍する姿は見たことがない。彼は平均的なチーム相手にはゴールやアシストを決められる。なぜなら、彼は視野が広くシュート力もあるからだ。しかし、厳しい試合になると、精神的にも肉体的にも、彼はそこまで到達できない」

「我々はトッテナム戦でもそれを見た。彼はまったくそこにいなかった。フェルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドがピッチで必要とするリーダーではない。退場処分が少し厳しかったことは認めるが、他の選手たちに模範を示すリーダーや選手が必要だ。彼は格下のチームに対しては時々そうするが、トップチームに対しては決してそんなことはしない。彼が退場させられる前から、彼はいつも不平を言って、腕を振り回していた。何かを変えなければならない」(『Bet Brain』より)

昨シーズンよりユナイテッドのキャプテンに就任したブルーノ。同選手のピッチでの振る舞いがキャプテンにふさわしいかどうかはこれまでも度々話題になってきた。キャプテンといえど、チームや選手によって様々なタイプがおり、ブルーノがキャプテンとしてふさわしいかどうかは議論を呼ぶところではあるが、プティ氏も言及しているようにピッチ上にリーダーシップをとれる選手がいないことは今のユナイテッドの問題の1つで間違いないだろう。


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