カラフィオーリはアーセナルの左サイドを“新たなレベル”へ引き上げた 早くもフィットした22歳DFにクラブOBも脱帽 「これほど多くの武器を隠し持っていたとは」

アーセナルに新たに加わったカラフィオーリ photo/Getty Images

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すでに欠かせない存在に

アーセナルのレジェンドOBイアン・ライト氏はCLリーグフェーズ第2節でアーセナルがパリ・サンジェルマン(PSG)を2-0で撃破した後、1人の選手を絶賛した。イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だ。

今夏にボローニャからアーセナルに加入したカラフィオーリは早くもミケル・アルテタ監督の信頼を勝ち取り、チームに欠かせない存在になりつつある。PSG戦でも左SBとしてスタメンフル出場した同選手はここまで公式戦7試合に出場しており、4試合でスタメンを飾り、マンチェスター・シティとの一戦ではゴラッソを叩き込んでいる。

そんなカラフィオーリがアーセナルの左サイドを新たなレベルに引き上げたとイアン・ライト氏は考えている。
「彼はとても優秀だ。私は左サイドがうまく機能していないとずっと思っていた。(オレクサンドル・)ジンチェンコや(ヤクブ・)キヴィオルを試しても、うまくいかなかった。(ユリエン・)ティンバーをそこに起用してもうまくいかなかった。カラフィオーリがマルティネッリを活かす方法が…彼は今やまったくの別人だ。マルティネッリはカラフィオーリが後ろにいるから、自分が出場できるとわかっている」

「ジンチェンコがアーセナルに来たとき、ボールを動かすことと試合をコントロールすることに関して、大きな違いが見られた。しかし、カラフィオーリの能力によって、さらにレベルアップしたように思える。彼がこれほど多くの武器を隠し持っていたとは知らなかった。選手がリーグやチームに適応できないという話をよく耳にするが、彼はすぐに適応できる選手だ。これほど素晴らしい選手が獲得できるとは思ってもみなかった」(ポッドキャスト『Wrighty’s House』より)

昨シーズン、アーセナルの左SBには日本代表冨安健洋も重宝されていたが、イアン・ライト氏はカラフィオーリ加入でさらに左サイドが活性化されたと考えているようだ。右サイドはブカヨ・サカとベン・ホワイトというアーセナルを代表するコンビがいるが、カラフィオーリが左サイドでマルティネッリと同じような関係を築くことができれば、アーセナルの両サイドは攻守において大きな武器となるだろう。

まだアーセナルに加入して数試合ではあるが、すでに補強大成功だったことをカラフィオーリは証明しつつあると言っていいだろう。

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