スミス・ロウはイングランド代表復帰に燃えている フラム指揮官が明かす原動力 「間違いなく彼にとっての目標」

フラムで躍動するスミス・ロウ photo/Getty Images

6試合で2ゴール1アシスト

今夏にアカデミー時代から在籍していたアーセナルを離れ、フラムでの新たな挑戦を決断したMFエミール・スミス・ロウ(24)。

ここまでのスミス・ロウの新たな挑戦は順調であり、プレミアリーグ6試合で2ゴール1アシストをマークしている。かつてアーセナルで将来を嘱望された天才は輝きを取り戻しつつある。

ここまでのパフォーマンスを振り返ると、今シーズンのスミス・ロウは非常に楽しみな選手の1人であるが、指揮官のマルコ・シウバによると、イングランド代表復帰への思いが同選手の原動力になっているという。

「彼は間違いなく(イングランド代表に復帰する)意欲に満ちている。彼はサッカーを楽しんでいるし、チームメイトも楽しんでいるし、我々のプレイを楽しんでいる。彼は、我々が望むプレイスタイルに本当にうまく適応している。いくつかの面では、彼は我々にとって決定的な存在だ。彼はこれからもっと良くなるだろう」

「彼がすでにチームにもたらした影響には本当に満足している。でも、彼はこれからどんどん、どんどん良くなっていくと思う。代表チームについては、もちろん、イングランドの選手にとって常に誇らしい瞬間だ。我々は彼を助けるためにここにいる。それは間違いなく彼にとっての目標だ」

「少し前、彼はそこにいた。キャップ数は1つか2つだけだったが、彼はそこにいた。彼はその瞬間を確かに感じていた。彼にとって、そのために戦うことは目標でなければならない。彼のポジションの競争はトップクラスだ。彼にはこの目標がある。そして、我々は彼がこのサッカークラブで最高のレベルに到達できるよう手助けするためにここにいる。もちろん、サッカークラブでトップレベルでプレイしていれば常に代表チームに召集されるチャンスがある」(英『Evening Standard』より)

2021年11月のFIFAW杯カタール2022欧州予選の時にA代表初招集を飾っているスミス・ロウ。ここまでA代表での公式戦出場は3試合で1ゴールを記録。しかしこれ以降、A代表には招集されていない状況が続いている。スミス・ロウが本職とする攻撃的MFのポジションは現在のイングランド代表の中でもトップクラスにメンバー争いが激しいポジションではあるが、フラムで結果を残し続ければチャンスが回ってくる可能性は十分にあるだろう。

スリーライオンズへ復帰を目指すスミス・ロウは今節マンチェスター・シティとの試合を控えているが、王者を相手にも天才はその才能を発揮できるのか、注目だ。


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